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「お弁当、お肉ばっかりで可哀想ね」遠足で我が子の弁当を笑ったママ友。だが、別のママの一言で黙り込んだ

  • 2026.7.17
「お弁当、お肉ばっかりで可哀想ね」遠足で我が子の弁当を笑ったママ友。だが、別のママの一言で黙り込んだ

親子遠足で広げたお弁当

よく晴れた秋の日、幼稚園の親子遠足がありました。広い芝生の公園で、母子がそれぞれお弁当を広げる時間です。

私は前の晩から、娘の好物ばかりを詰めました。ウインナーを飾り切りにして、卵焼きとおにぎりを添えます。

娘が喜ぶ顔だけを思い浮かべていました。

「明日、ウインナーいっぱい入れてね」と、娘は寝る前に何度もねだったのです。

だから私は、彩りより何より、娘の笑顔を一番に考えて詰めました。

レジャーシートを並べたのは、同じクラスの母子が数組。

娘はさっそくお弁当箱のふたを開け、目を輝かせています。

「わあ、ウインナーいっぱい」

娘がはしゃいだ声を上げた、その時でした。隣にいたママ友が、私のお弁当箱をのぞき込んできたのです。

「お弁当、お肉ばっかりで可哀想ね」

そう言って、ふふっと笑いました。周りに聞こえるほどの声でした。

「うちは野菜も彩りも考えてるわよ。育ち盛りなんだから、栄養バランスが大事でしょ」

娘が好きだから入れただけなのに、まるで手抜きの母親のように言われました。私はとっさに言葉を返せません。

(好きな物を入れて、何がいけないんだろう)

そう思っても、口には出せませんでした。せっかくの遠足で、波風を立てたくなかったのです。娘の楽しそうな顔だけが救いでした。

別のママが放った一言

気まずい空気が流れかけた、その時です。少し離れて座っていた別のママが、明るい声で割って入りました。

「うちの子もウインナー大好き。美味しそうだね」

その人は自分のお弁当箱を開けてみせました。中には、同じようにウインナーがたっぷり並んでいます。

「子どもが完食してくれるのが一番だよね。残されるより、ずっといいもの」

その一言で、笑っていたママ友の顔がすっと固まりました。

「……いえ、私はただ、栄養の話を」

言いかけて、ママ友は口ごもりました。周りのママたちが、別のママにうなずいているのに気づいたのでしょう。

「わかる。うちなんて唐揚げばっかりだよ」

別のママの一人がそう続けると、あちこちで笑い声が起きました。

ママ友は決まり悪そうに目を伏せ、そのまま黙り込んでしまいました。

「気にしないで。子どもが喜ぶのが正解だと思うよ」

別のママは、私にそっとそう言ってくれました。私は胸のつかえが取れて、まっすぐお礼を言えました。

「ありがとうございます。そう言ってもらえて、救われました」

娘はそんな大人のやり取りなど気にもせず、ウインナーを頬張って笑っています。その顔を見て、私はもう人の目に振り回されないと決めました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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