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一流のホスピタリティを洋上でも。注目を浴びるホテルブランドのクルーズ5選

  • 2026.7.14
Hearst Owned

ホスピタリティという最大の得手を掲げて、続々と洋上に進出している一流ホテルグループ。陸での顧客を海に誘うことで、クルーズ人口の拡大にもつながると期待されています。今回は、注目のホテルブランドのクルーズを5つピックアップ。さらにホテルが提案するリバークルーズもご紹介します。

1.【オリエント・エクスプレス セーリングヨット】“セーリングヨット”という名に宿すラグジュアリーへのこだわり

「La Table de l’Orient-Express by Yannick Alléno」は空間まで素晴らしい、スターシェフが監修するスペシャリティ・レストラン。 (C) Orient Express Sailing Yachts

オリエント・エクスプレスの名がかき立てる、極上のロマンとラグジュアリーが洋上にも進出しました。その名は「オリエント・エクスプレス セーリングヨット」。1隻目の「コリンシアン」は既に今年の6月から、2隻目の「オリンピアン」も来年夏にデビューします。

ロビーに位置するライブラリーバー。 (C) Orient Express Sailing Yachts
レストラン&バー「La Piscine」。 (C) Orient Express Sailing Yachts

古き良き時代の豪華列車に倣い、船内のインテリアはアールデコ様式で統一され、エレガンスあふれる空間に。3本の巨大なセイルが並ぶ船影も一見クラシックな印象ですが、このセイルはカーボンファイバーのフレームとガラスファイバーの剛性パネルからなる最新鋭の独自システム。360度回転、最大70度まで傾斜し最適条件下では風だけで17ノットのスピードを生み出します。無風でもハイブリッドLNGエンジンにより、従来より約40%もの燃料消費を削減。ノスタルジックなのに最先端、そしてなにより美しいメガヨットなのです。

スタンダードクラスの客室(オールスイート)でも47㎡の広さが。 (C) Orient Express Sailing Yachts
施術スイートが4室、ヘアサロン、バーバー、ジムなどを備えたゲラン スパ。 (C) Orient Express Sailing Yachts

全長220mの船体にはスイートが全54室。わずか110名のゲストを、それ以上の人数のスタッフが迎えます。食事は18個のミシュランスターを持つスターシェフ、ヤニック・アレノが5つのレストランと8つのバーを監修。さらには約500㎡の広さを誇る、世界初の洋上のゲランスパも注目を集めています。

(C) Orient Express Sailing Yachts

COMFORT DATAS
【アメニティ】La Parfumerie d’Orsay
【ベッドリネン】Rivolta Carmignani
【タオル】Rivolta Carmignani
【バスローブ】Orient Express

「オリエント・エクスプレス セーリングヨット」
URL/www.orient-express.com
デビュー当初は主にフランスのコートダジュールやイタリアン・リビエラ、コルシカ島、サルデーニャ島などを航海します。

2.【アマンガティ】アマンのスーパーヨットが2027年の春、地中海にてデビュー

オールデイダイニングの地中海料理「Alira」。 (C) SINOT

既に予約が始まっているアマンのスーパーヨット「アマンガティ」。フレンチ・リビエラやアドリア海の魅惑的な海岸線をたどり、大きな船では寄港できない選ばれた港の数々に錨を下ろす、特別なコースが揃います。全長180mのシップに、オールスイートの客室がわずか47室、エントリーレベルでも68㎡の面積を有する贅沢さ。広々とした空間、プライバシー、そして静けさというアマンのフィロソフィーを洋上でも余すところなく体現しています。

最後尾には海に直接エントリーできるラウンジが。 (C) SINOT
和食と鉄板焼きの「Akari」と「Hiori」。 (C) SINOT

日本旅館に着想を得たというインテリアは端正でありながら、床から天井まで大きく開かれた窓や全客室に備わるプライベートテラスからの日差しと海景が、解放感と非日常の喜びをもたらします。ダイニングは地中海料理、和食と鉄板焼き、グリルの4種類を用意。2デッキにわたり1190㎡の面積を有するアマン・スパには、プライベートテラスや屋外ワールプールが付いたトリートメント・スイートが8室。海上での時間をより豊かなものにします。

スパのトリートメントスイートは全室テラス付き。 (C) SINOT

「アマンガティ」
TEL/+1 754 345 2339
MAIL/info@amanatsea.com
URL/www.amanatsea.com
予約は上記の公式ホームページ、電話、メールにて受け付け中です。

3.【ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション】ホテル以上のインティメイトなホスピタリティを洋上で楽しむ

海に向かいインフィニティになったビーチハウス・プール。 (C) The Ritz-Carlton Yacht Collection
シグネチャー・スイートのリビング。 Akiko Fukuchi

ザ・リッツ・カールトンが有するラグジュアリーヨットは3隻。その最新船の「ルミナーラ」は昨冬から春にかけ初めてアジア~日本航路に就航し、そしてこの秋から冬にも再び日本とアジアの海を巡ります。

テラスにワールプールがあるスイートも。 Akiko Fukuchi

全長241mの船体には、全室プライベートテラスを備えたスイートが226室。スタンダードな客室でもテラスを含め34㎡以上というゆとりあるスペースを確保します。もちろん、ザ・リッツ・カールトンが誇る比類のないサービスは洋上でも。専任の「スイート・アンバサダー」がバトラーの域を超えたホスピタリティを提供し、プライベートヨットにいるような快適さを醸します。レストランとバーは全9カ所。その日の気分で自由に選んでください。

ミシュランスター・シェフが監修するイタリアン。 Akiko Fukuchi

COMFORT DATAS
【アメニティ】Diptyque
【リネン】上質なイタリア製
【タオル】上質なイタリア製
【バスローブ】上質なイタリア製
【スリッパ】上質なイタリア製

「ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション」
URL/www.ritzcarlton.com/ja/yachts

問い合わせ先
URL/icmjapan.co.jp/ritzcarltonyachtcollection
「エブリマ」「イルマ」の2隻はカリブ海や地中海、南太平洋などを中心に運航。

4.【フォーシーズンズヨット】サービス、居室、食事、くつろぎ。全てがホテルメイドなクルーズ

デッキ9階と10階の2フロアにわたるロフトスイート。 (C) Four Seasons Yachts
各スイートはベッド周りまでゆったりした空間。 (C) Four Seasons Yachts

この春、地中海でデビューを飾った「FOUR SEASONS YACHTS(フォーシーズンズヨット)」。この冬から来春にかけてはカリブ海に移動し、トップホテルの贅とホスピタリティを洋上で展開します。最初の1隻となる「フォーシーズンズⅠ」は全長207m、オールスイートの客室数は全95。客室のインテリアは、上質な美術書の出版で知られるアスリーヌ社のプロスパー・アスリーヌ氏によるもの。海と空にインスパイアされた装飾が施され、快適で優雅な航海が楽しめます。

船上社交の中心になるデッキプール。 (C) Four Seasons Yachts
グリーンのマーブルで仕上げられたバスルーム。 (C) Four Seasons Yachts

船内には11軒ものレストランやバーなどが揃い、その中には日本の寿司が楽しめる「ミウナ」も。130以上もの寄港地を巡るなか、初年度の航海地はカリブと地中海。伝説の海の旅の誕生を見届けてください。

COMFORT DATAS
【アメニティ】Freeric Malle
【ベッドリネン】Four Seasons特注品
【タオル】Four Seasons特注品
【バスローブ】Four Seasons特注品
【ベッド】Serta Simmons

フォーシーズンズヨット」
URL/www.fourseasonsyachts.com

問い合わせ先
URL/icmjapan.co.jp/fourseasons/yachts
今年の夏は主に地中海エリアを航行し、冬季はハイシーズンのカリブ海をクルーズ。

5.【コモ アークティック ジャーニー】本格的な北極圏へのエクスペディションも

北極圏の早春ともいえる5月。白夜に向かう季節です。 (C) COMO Hotels & Resorts

エクスペディション・オペレーターであるNatural World Safarisとの提携により、コモ ホテルズ アンド リゾーツが提案する北極圏、スヴァールバル諸島へのクルーズ。昨年は好評にて完売したツアーを、今年も5月に開催しました。

北極の鮮やかな季節の移り変わりをその目で。 (C) COMO Hotels & Resorts
1名用のスイート。 (C) COMO Hotels & Resorts

北極探検とコモ シャンバラのプラクティスを組み合わせたウェルネス、この航海のために特別に考案された食事のレシピなどラグジュアリー・ホスピタリティブランドである“COMO”が構想した初の北極圏エクスペディション「COMO ARCTIC JOURNEY(コモ アークティック ジャーニー)」。最上級の快適さと心身を癒やすウェルビーイングを探検と見事に融合させ、新次元の旅の在り方を提案しています。

「コモ アークティック ジャーニー」
URL/www.comohotels.com/jp
来年の開催は未定ですが、ウェルネスやデザインを通じた新しい旅のスタイルを今後も提案します。

最注目はエジプトのナイル川。ホテルが提案するリバークルーズを

話題を集めるホテルグループによるクルーズですが、海だけでなくナイル川にも、その“波”が押し寄せている模様。具体的には、エジプト南部のアスワンから中部のルクソールを結ぶナイル流域を巡るクルーズです。

ファラオの時代には貴族の川遊びに使われたデハベヤを模したオベロイ・メルーク。 (C)The Oberoi Hotels & Resorts

インドを代表する一流ホテル、ジ・オベロイ・ホテルズは昔からエジプトにも拠点を有し、2隻のリバークルーズ船「ザフラ」と「フィラエ」を運営しています。そして今年の下半期にはより小型の新クルーザー「メルーク」と「マレカット」の2隻がデビューの予定。デハベヤと呼ばれるナイル独特の帆船の形をしたシップはわずか7室。インティメイトなクルーズを楽しむことができます。

「ジ・オベロイ」
URL/www.oberoihotels.com/upcoming-hotels

アスワンのオールド・カタラクト・ホテル。 (C) Mandarin Oriental Hotel Group

マンダリン オリエンタルもナイル川クルーズへの参加を表明。現在建造中という、広々としたスイート、3つのダイニング、専用のウェルネス施設などが用意された客船でルクソールとアスワンの間を巡ります。ルクソールのウインター・パレス、アスワンのオールド・カタラクトという2軒のレジェンドホテルのマネジメントも引き受けており、水陸でパーフェクトなナイルの旅を実現させます。

「マンダリン オリエンタル」
URL/www.mandarinoriental.com

初出:リシェスNo.56 2026年6月26日発売

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