1. トップ
  2. エピソード
  3. 「暇でしょ、今週末も公園に付き合ってよ」私の予定を無視するママ友→私がパートを始めた途端に誘いが消えた

「暇でしょ、今週末も公園に付き合ってよ」私の予定を無視するママ友→私がパートを始めた途端に誘いが消えた

  • 2026.7.15

毎週末くり返される誘い

下の子が幼稚園に上がった頃、同じクラスのママ友と親しくなりました。専業主婦歴の長い、面倒見のいい人です。

ただ、その距離の詰め方が、少しずつ重くなっていきました。

金曜の夜になると、決まってメッセージが届くのです。

「暇でしょ、今週末も公園に付き合ってよ」

土曜も日曜も、朝から夕方まで。子ども同士を遊ばせながら、彼女は延々と自分の話を続けました。

公園のあとはお茶に誘われ、気づけば夕飯の買い物にまで付き合わされます。断ろうとすると、あからさまに寂しそうな顔をされるので、私はいつも折れてしまうのでした。

平日も気が抜けません。幼稚園の送り迎えで顔を合わせるたび、こう誘ってくるのです。

「ねえ、これから公園行こうよ」

私も同じ専業主婦です。予定がないのを見透かされていて、うまく断る口実が見つかりませんでした。

「ごめん、今日はちょっと」

そう言いかけても、「え、なんで?暇でしょ」とかぶせられて、結局は連れ出されてしまうのでした。

土日のパートで引いた線

このままでは、自分の時間がまるごと消えてしまう。そう思った私は、思いきって土日出勤の短期パートを始めました。

次に誘いが来たとき、私ははっきりと伝えました。

「ごめんね、週末は仕事に出ることにしたの」

彼女は一瞬、言葉に詰まりました。

「え…専業主婦なのに、なんで急に?」

「別に」

それでも彼女は食い下がってきました。

「土日だけでしょ?午前中なら空くよね」と、なおも予定をこじ開けようとするのです。

「ちょっとしつこいかな」

私が静かにそう返すと、彼女はぐっと黙り込みました。

以前の私なら、慌てて予定を空けていたところです。

それでも彼女は「一回くらいいいじゃない」と粘りましたが、私はもう首を縦に振りませんでした。

仕事があるという事実は、どんな言い訳よりも強い盾になったのです。

後日、送り迎えで一緒になる別のママが、そっと声をかけてきました。

「あの人の誘い、断れなくて大変だったでしょ。私も距離を置いてるの」

我慢していたのは自分だけではなかったのだと知って、肩の力が抜けました。

それからというもの、彼女からの誘いは、潮が引くようにぱたりとやみました。

予定を埋められることも、もうありません。

給料が入り、自分のためのお金と時間が、両方とも手に入りました。パートを口実に、気の重い週末からすっかり解放されたのです。

誰にも急かされない土曜の朝、私は制服に着替えて玄関を出ました。自分で選んだ予定へ向かう足取りは、驚くほど軽いものでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ