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ぬか漬けで育む、ふたりの食卓【花嫁の手仕事vol.5】

  • 2026.7.11
YUKARI KAWAGUCHI

今月の手仕事は、ぬか漬けです。

そう聞くと、急に渋いですね~と思われるでしょうか。私自身も、ぬか漬けといえば、祖母の家で食べるものというイメージでした。夏休みに遊びに行くと、祖母が台所の奥からぬか床を開け、きゅうりを一本取り出してくれる。

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さっと切って食卓に並ぶだけなのに、不思議とごはんが進む。華やかな料理ではないけれど、その一皿があるだけで、食卓にほっとする空気が生まれていたことを今でもしっかりと覚えています。

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祖母は市販のぬか漬けを買うだけではなく、「美味しいぬか床があったら少し分けてもらって、市販のぬかに少しずつ足しながら育てていくといいよ」と教えてくれました。受け継ぎ、育てる。そんな昔ながらの知恵に触れるたび、丁寧に暮らすことの豊かさって、いいなぁと思ったものです。

そして、今、また発酵食品としての魅力や腸活への関心の高まりとともに、改めてぬか漬けが注目を集めていますよね。とはいえ、毎日混ぜないといけないんでしょう? と、おっくうになってしまう花嫁さんも多いはず。私も始める前はそのひとりでした。

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そのイメージを良い意味で変えてくれたのが、オーガニック食材を扱うビオラルで見つけたジッパー付きのぬか床です。袋のまま野菜を漬けられるので、毎日かき混ぜなくても大丈夫。

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冷蔵庫では立てて収納できるから場所も取らず、すっきり暮らしたい今の時代にもぴったり。そして、何より感動するのがその気軽さ!

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夜、寝る前に野菜を入れておくだけ。翌朝には何もしなくてもちゃんと一品が出来上がっているのです。眠っている間に食卓の準備をしてくれる。そう考えると、ぬか漬けって、なんだか頼もしい存在に思えてきませんか。

祖母の懐かしい味が自分たちの暮らしに寄り添う一品へ

YUKARI KAWAGUCHI

「大変そう」「面倒そう」。そんな先入観をこの夏、一度だけ手放してみませんか。思っているよりずっと気軽に始められ、毎日少しずつ手をかけるうちにふたりだけの味へと育っていく。流行を追うだけでは手に入らない、時間が育てる豊かさをぜひ食卓へ。

※この記事は2026年7月11日時点のものです。

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