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彼が共有した地図の保存名が「謝る日」→別れ話を覚悟して迎えた当日の私

  • 2026.7.11
ハウコレ

彼から届いたカフェの地図には、店名とは別に「謝る日」という保存名が表示されていました。最近、彼との会話は前より続かなくなっていました。何を謝られるのか分からないまま、私は別れ話まで考えて待ち合わせに向かいました。

休みの誘いに添えられた名前

付き合って2年になる彼とは、ここ最近、会話が前ほど続かないことが増えていました。仕事で落ち込んだ話をしても、彼の返事は短く、話題もすぐ変わってしまいます。

そんな彼から、休みに会えないかとメッセージが届きました。添えられていたのは、カフェの地図です。久しぶりに彼のほうから誘ってくれたことは、素直にうれしいと思いました。

けれど地図を開いた瞬間、店名の下に表示された保存名が目に入りました。「謝る日」。その4文字を見て、返そうとしていた言葉を消しました。

「謝る日」の意味を考えて

誰に、何を謝るつもりなのか。すぐに聞けばよかったのかもしれません。でも、最近の彼の様子を思うと、悪い方向ばかり考えてしまいました。

私が落ち込んでいたとき、彼は「それくらい、気にしすぎだよ」と流しました。あのときから、私は彼に弱いところを見せにくくなっていました。彼も、それに気づいているのか分からないままでした。

別れを切り出すために、わざわざ店を選んだのかもしれない。そう思うと、地図の保存名だけが大きな意味を持って見えました。私は理由を聞けないまま、短い了承の返事を送りました。

覚悟して座ったカフェ

待ち合わせた店で、彼は先に席についていました。私が向かいに座ると、彼はメニューを開かずにこちらを見ました。

ここで言われるのだと思いました。関係を終わらせたいのか、私に言えなかったことがあるのか。頭の中でいくつも答えを用意していました。

けれど彼が最初に言ったのは、「この前、ちゃんと聞かなくてごめん」でした。落ち込んでいた私を軽く流したことを、ずっと気にしていたそうです。きちんと謝りたくて、付き合う前によく来ていたこの店を選んだのだと話してくれました。

そして...

私は「別れ話かと思ってた」と言いました。彼はそこで初めて、地図の保存名が私にも見えていたことを知りました。

謝ってくれたことはうれしかったです。でも、彼が1人で準備している間、私は終わりを告げられる場面ばかり考えていました。謝りたい気持ちがあっても、理由を伏せたまま誘われると、受け取る側は別の意味を考えてしまいます。

今度また不安な言葉を見つけたら、想像だけで答えを決めないようにしたいです。彼にも、準備する前に短く話してほしいと伝えました。謝る場所より先に、安心して向き合える言葉がほしかったのだと思います。

(20代女性・会社員)

本人記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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