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「今まであげたプレゼント、全部返してくれない?」サプライズの天才だった彼→別れ話で豹変した瞬間に残った気持ち

  • 2026.5.18
「今まであげたプレゼント、全部返してくれない?」サプライズの天才だった彼→別れ話で豹変した瞬間に残った気持ち

サプライズが大好きな彼と過ごした、甘い数年間

「一目惚れだったんだ」

そう真っ直ぐな目で告白してくれた彼との交際は、何度かのデートを重ねるうちに自然な流れで始まりました。

付き合ってみて、まず驚いたのは、彼がサプライズをこよなく愛するタイプだったこと。

記念日でもないのに花束を抱えて家の前に立っていたり、「ちょっとそこまで」と連れ出された先で、ずっと欲しがっていたブランドのアクセサリーを差し出されたり。

デートで雑貨屋に立ち寄れば、ふと足を止めた小物を彼は素早く目で追い、レジで「これ、お願いします」と告げる。

「ぜひこれをプレゼントしたい」

振り返るとカウンターには、私がさっき手に取ったマグカップが置かれているのです。

はじめのうちは慌てて「いい、自分で買うから」と止めていました。

けれど彼の表情は、私の遠慮で曇るほうがずっと悲しそうで。

(この人は、本当に贈ること自体を喜んでるんだ)

そう感じてからは、私も素直に「ありがとう」と受け取るようになりました。

気づけば部屋には、彼から贈られたものがあちこちに増えていきます。アクセサリー、香水、洋服、雑貨、観葉植物。それぞれに思い出が紐づいた、私の生活そのもののような景色でした。

大喧嘩の末の別れ話、そして突きつけられた一言

そんな私たちでも、何年かの付き合いの中で、初めての本気の喧嘩を迎えました。

きっかけは、些細なすれ違いの積み重ね。

仕事の予定、休日の過ごし方、お互いの家族の話題。

普段なら笑って流せるような小さな食い違いが、その夜だけは引っかかって、気づけば声を荒らげ合っていました。

感情がほぐれないまま、彼が別れを切り出します。私もその場で頷きました。

もう戻れない、と覚悟を決めて、私は荷物の整理を始めました。

彼との連絡もほぼ途絶えた数日後、ようやく届いたメッセージを見て、私は息が止まりました。

「今まであげたプレゼント、全部返してくれない?」

画面の文字を、何度も読み返しました。

(え。プレゼントって、返すべきものなの?)

あんなに嬉しそうに「ぜひプレゼントしたい」と言って渡してくれた、何十個もの品。記念日の花束も、雑貨屋のマグカップも、誕生日のアクセサリーも、ぜんぶ。

サプライズで贈ってくれていた瞬間の、彼のあの笑顔を思い出します。あれは、純粋な気持ちじゃなかったんでしょうか。

「いいよ、返すね」

私はそう短く返事を打って、段ボール箱に、彼から贈られたものを丁寧に並べていきました。

箱を閉じる手は、自分でも不思議なくらい震えませんでした。ただ、胸の真ん中だけが、ずっとモヤモヤしていて。

あの一言で、私の中の数年間の思い出までが、全部回収されてしまった気がしたのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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