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『投資はお金がないとできない』と思っていた30代男性→月3万の積み立てを始めると…5年後、“驚きの効果”に「始めてよかった」

  • 2026.7.30
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。金融機関勤務のおがわ163です。20年間、金融機関の窓口で資産運用や家計相談に携わってきた経験をもとに、お金にまつわるリアルなエピソードをお届けしています。

「ボーナスは自分へのご褒美。毎月コツコツ積立をしているんだから、ボーナスは全部使ってもいい」そう思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、友人の一言をきっかけに、ボーナスの活かし方に気づいた30代男性Bさんのエピソードをご紹介します。

「同僚の話を聞いて、少額から始めてみました」

30代の会社員Bさん。5年ほど前、同僚が「NISAで少しずつ積立を始めた」という話をしているのを聞きました。

「投資なんて、まとまったお金がないとできないものだと思っていました。でも、月に数万円からでも始められると聞いて、興味がわいたんです」とBさん。さっそく銀行の窓口を訪れ、担当者に相談しました。

「無理のない範囲で、毎月コツコツ続けるのがいいですよ」というアドバイスを受け、Bさんは毎月3万円ずつ、投資信託の積立を始めることにしました。

「最初は続けられるか不安でしたが、毎月自動で引き落とされるので、気づけば習慣になっていました」

「5年間続けたら、こんなに増えていました」

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

それから5年。Bさんが運用状況の確認に窓口を訪れました。

毎月3万円を5年間で、積み立てた元本は180万円。相場の値動きはあったものの、コツコツ買い続けたことで、資産は着実に育っていました。「まとまったお金がなくても、少しずつでここまで増えるんですね。あのとき始めてよかったです」とBさんは嬉しそうに話しました。

制度についても、担当者が説明を加えました。
「Bさんが始められた当時のNISAは、2024年から新しい制度に変わりました。年間に投資できる金額の枠も広がり、より使いやすくなっています。今の積立を続けながら、余裕があるときに追加することもできますよ」

「ボーナスのとき、追加で買うのもアリなんですね」その言葉を聞いて、Bさんはあることを思い出しました。
「実は、毎月積立をしているので、ボーナスは全額使ってもいいと思っていたんです。旅行や買い物で、毎回きれいに使い切っていました」

すると担当者は、こう伝えました。
「もちろんボーナスを楽しみに使うのも大切です。ただ、たとえばボーナスの一部だけを、積立とは別に追加で買い付けることもできるんですよ。これは『スポット購入』といって、通常の積立とは別に、好きなタイミングで追加購入する方法です。『毎月の積立にプラスして、ボーナスのときだけ少し多めに』という使い方をされる方も多いです」

Bさんは、ちょうど友人からも似た話を聞いたばかりでした。「毎月の積立に、ボーナスのときのスポット購入を足すと、その分、将来のお金が育ちやすくなる」と。

「ボーナスを全部使うのではなく、たとえば5万円だけ将来のために回す。それくらいなら、今の楽しみも我慢せずにできそうです」とBさん。次のボーナスからは、5万円だけをスポット購入で追加してみることにしました。

「使うお金と、将来に回すお金を分けて考えられるようになりました。ボーナスは全部使うもの、という思い込みがなくなりました」とBさんは前向きに話してくれました。

ボーナスは「使う」だけでなく「一部を将来に回す」選択肢も

では、ボーナスを上手に活かすには、どんな点を知っておけばよいのでしょうか。

  • NISAを使った積立は、まとまったお金がなくても月々数万円などの少額から始められる
  • 毎月自動で引き落とす積立設定にすると、無理なく習慣として続けやすい
  • 2024年から新しいNISAが始まり、年間の投資枠が広がって、積立に加えて追加の買い付けもしやすくなった
  • 毎月の積立をしている場合でも、ボーナスのときに一部を追加で買い付ける「スポット購入」(通常の積立とは別に、好きなタイミングで追加購入すること)という活用法がある。なお、金融機関によっては、あらかじめ指定した月に自動で積立額を増やす「ボーナス月増額設定」という便利な機能もある
  • ボーナスを全額使うのではなく、一部だけを将来のために回すと、無理なく資産形成を続けやすい
  • ただし投資は値動きがあり元本保証ではないため、生活に必要なお金は残し、無理のない範囲で行うことが大切

「毎月積み立てているから、ボーナスは全部使ってOK」と考えていた方も、ボーナスの一部を将来に回すことで、今の楽しみと将来の備えを両立できます。資産形成についてお悩みの方は、ぜひ窓口へご相談ください。


参考:
NISAを知る(金融庁)

執筆:おがわ163
金融機関勤務(勤続20年)。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。窓口業務・資産運用相談の現場経験をもとに、生活に役立つお金の知識をわかりやすくお届けしています。

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