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「少子化対策になればいいな」3児の母がコミックエッセイに込めた思い【著者インタビュー】

  • 2026.7.3

【漫画】本編を読む

「子どもがいる生活って最高に楽しいな」そう思わせてくれるのが、『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』や『夫婦レベル1、親レベル0』(KADOKAWA)をはじめとするコミックエッセイシリーズを描いているえむふじんだ。ツッコミかつ天然ボケの母、常識人だけど時々幼くなる父、ゲーム好きで斜に構えた長男、真面目だけど思い込みが激しい長女。そして、独特の視点が可愛らしくもちょっぴり生意気な末娘・えむみの破壊力ったらない。

エムモト家の毎日はとってもにぎやかで、面白い出来事がたくさん。誰もが親目線であたたかく見守りたくなる。思わずクスッと笑わされてしまうのに、ときにジーンとくる。そんなコミックエッセイの誕生秘話や3人兄妹の子育てについてなど、作者のえむふじんさんにお話をうかがった。

――コミックエッセイを描き始めたきっかけについてお聞かせください。

えむふじんさん(以下、えむふじん):「夫からすすめられて」というのが理由の一つです。それが表面的な理由だとすると、深い理由はまた別にありまして……。昨年9月に刊行された書籍『えむふじんがあらわれた』(KADOKAWA)にその理由を描いたので、是非そちらを読んでいただけたら嬉しいです!

――体験や事実を描くコミックエッセイというジャンルで、気を使っていることや書く難しさを感じるのはどういったところでしょうか。

えむふじん:まずは「楽しく読んでもらえること」を考えて描いています。そして、独りよがりにならないよう、読者さんが自分のことのように感じたり、興味を持ってもらえたりするようなお話選びを心がけています。

私たちの生活をベースに描いていますし、「笑い」って不謹慎なところと表裏一体だと思うので、自分の意図しない受け取られ方をして不快にさせたりしないようにも気をつけています。また、エピソードを表現する時に演出をやり過ぎると嘘みたいになりますし、演出がなければつまらない話にもなってしまいます。そのバランスはとても難しいと感じますね。あと、基本にはなるのですが、起承転結は常に意識しています。読後感やテンポにつながると思いますので。

――このシリーズ全体に込めたメッセージを教えてください。

えむふじん:シリーズを通して「家族って楽しいよ! 結婚生活そんな悪いもんじゃないよ!」というメッセージを込めました。実際つらいことも多いので、どうしてもネットには結婚や子育てにネガティブな意見があふれています。センセーショナルな見出しも多いです。

だから私はポジティブなメッセージを発信できたらなと思って表現しています。書籍や漫画の感想で「興味がなかったけど、結婚したくなった」とか「子育ても楽しいのかも」っていうのを目にすると、気持ちが伝わったなって思ってとても嬉しく感じます。誰からも頼まれてないけれど、「少子化対策」になればいいなって(笑)。

取材・文=アサトーミナミ

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