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『ミッション:インポッシブル』完結作にブラントは不在——ジェレミー・レナーが明かした“復帰したい本音”

  • 2026.7.2

トム・クルーズ主演の人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』が、2025年公開の最新作で一つの区切りを迎えた。そんななか、かつてIMFエージェントのウィリアム・ブラントを演じたジェレミー・レナーの“復帰”を望む声が、いまも根強く続いている。レナー本人が語った降板の理由と、シリーズへの思いを改めて整理する。(フロントロウ編集部)

完結作にブラントは登場せず

米Varietyなどによると、シリーズ8作目となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月に公開され、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの物語に一区切りをつける“最終章”と位置づけられた。世界興行収入は約5億9,000万ドルを記録している。

ただし、復活を望む声が大きかったウィリアム・ブラントが、完結作に登場することはなかった。米ScreenRantによると、ブラントがシリーズで最後に姿を見せたのは2015年の『ローグ・ネイション』のラスト、IMFの再建が決まる公聴会の場面だという。レナーは2018年の『フォールアウト』への出演オファーを、役柄の扱いに納得できなかったことから断ったと伝えられており、以降ブラントはシリーズから姿を消したままだ。

ちなみに、完結作のワールドプレミアは2025年5月に東京で開催され、日本のファンの前で“最終章”の幕が開いた。それだけに、人気キャラクターだったブラントの不在を惜しむ声も少なくない。なぜ彼はシリーズを降板したのか——その理由を、レナー自身が過去に明かしている。

降板の理由は「父親になるため」

じつは、レナーがシリーズを離れた背景には、家族の存在があった。

彼はインタビューで、撮影の大半がロンドンで行なわれ多くの時間を要したことに触れ、「父親になるために行かなければならなかった。その時はうまくいかなかったんだ」と説明。当時まだ幼かった娘との時間を優先したことを明かした。「父親でいることは、僕がこれまで手にした中で最高の役だし、これからもそうだ」とも語っている。

大事故からの生還、そして復帰への意欲

しかし、レナーを取り巻く状況はこの数年で大きく変わった。

米THRなどによると、レナーは2023年1月、自宅近くで約6.5トンの除雪車に轢かれ、30か所以上を骨折する瀕死の重傷を負った。その壮絶な体験と回復の記録を綴った回顧録『My Next Breath』を2025年4月に出版し、米Varietyのインタビューでは「僕は実際に一度死んで、そして戻ってきた。意味があって戻ってきたんだ」と命の重みを語っている。主演ドラマ『メイヤー・オブ・キングスタウン』でも復活を遂げ、同作は最終章となるシーズン5の制作が発表されている。

そんなレナーは、ブラント役への復帰にも前向きだ。娘が成長した今なら参加できるかもしれないとし、「いつでも『ミッション:インポッシブル』の世界に戻り、ブラントを演じたいと思っている」と胸の内を明かしている。シリーズが新たな展開を迎えた時、彼の姿が再びスクリーンに戻る日が来るのか、ファンの期待は静かに高まっている。

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