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タイ王室がフランスを国賓訪問 王女の“異例のポーズ”と王妃の伝説ダイヤに集まる注目

  • 2026.7.1
Antoine Gyori - Corbis / Getty Images

6月28日(現地時間)、タイ国王ラーマ10世、スティダー王妃、シリワンナワリー王女がフランス・パリに到着し、4日間の国賓訪問が始まった。今回の訪問は、2022年にエマニュエル・マクロン大統領がタイを訪問したことへの返礼であり、フランスとタイの外交関係樹立170周年を記念するものである。

国王の即位以来2回目となるこの国賓訪問は、タイの君主制が国際舞台の最前線に戻ったことを示すものとして注目されている。また、今回の訪問は、国王の長女であるパッチャラキッティヤパー王女が今年6月11日に47歳で逝去した後、12日から15日間の国家服喪期間をあけてすぐのタイミングとなった。

Antoine Gyori - Corbis / Getty Images

翌6月29日にエリゼ宮にて行われた公式晩餐会では、マクロン大統領夫妻がタイ王室の一行をもてなした。この席では、スティダー王妃のジュエリーが注目を集めた。王妃はタイの伝統衣装にインスパイアされた装いに、豪華なダイヤモンドネックレスを合わせた。このネックレスは、かつてサオワパー・ポーンシー王妃のために作られ、1960年代にシリキット皇太后が数々の国賓訪問で愛用した歴史的な「ダイヤモンド・リヴィエール・ネックレス」に酷似しており、皇太后へのオマージュであるとみられている。王妃はチャキリ王朝のアイコニックなジュエリーを多数受け継いでおり、過去にはチャールズ3世の戴冠式でもサファイアのセットを着用している。

Antoine Gyori - Corbis / Getty Images

また、同行したシリワンナワリー王女の行動も現地メディアの話題となった。王女は国王と2番目の妻の間の娘であり、自身のファッションブランド「SIRIVANNAVARI」を率いるデザイナーでもある。宮殿内を国王夫妻や大統領夫妻が先導して行進する最中、王女は自発的に足を止め、カメラマンに向けて手を振るポーズをとった。公式な移動を一時中断してフォトコールに応じるこの行動は、厳格なタイ王室の伝統的なプロトコルにおいては異例のことだといい、王女の現代的なスタイルを反映している。

Antoine Gyori - Corbis / Getty Images
Antoine Gyori - Corbis / Getty Images

公式晩餐会に先立ってエリゼ宮の屋外で行われた歓迎セレモニーでは、スティダー王妃が着用した伝統的なセットアップと、ブリジット・マクロン大統領夫人の膝丈ドレスが、いずれも淡いピンクのトーンでリンクしていた。

国王夫妻らは今後、パリの主要名所を巡った後、トゥールーズにあるエアバス社の施設を視察して全日程を終える予定である。

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