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共有カレンダーに書き込んでしまった予定→俺の三年を終わらせた一筆だった

  • 2026.6.30
ハウコレ

共有カレンダーに残してしまった予定の日、別の女性と一緒にいた俺のもとに、彼女から「今日で終わりにしよう」が届きました。理由は、俺が一番分かっていました。

別の女性の前にテーブルの花束を置いた瞬間、ポケットのスマホが続けて二度、振動しました。

個人用のつもりで開いていた、共有のアプリ

別の女性と会うようになって二ヶ月、彼女には「今日は疲れた」と短いメッセージを返すことが習慣になっていました。罪悪感は、最初の一週間で薄れました。

来週、別の女性に花束を渡そうと決めたとき、俺は仕事の予定と一緒にカレンダーへ「花束を受け取ってサプライズする」と書き込みました。後で見返して動きの段取りを思い出すための、自分用のメモのつもりでした。

彼女と使っている共有のアプリを開いていたことに、俺は気づいていませんでした。

「来週どこか出かけられる日ある?」への、何気ない嘘

数日前、彼女から「来週、どこか出かけられる日ある?」というメッセージが届きました。普段から似たような連絡をくれる人だったので、俺は深く考えませんでした。「ごめん、ちょっと予定が立て込んでて」と返したのは、嘘ではあったけれど、彼女は次の予定を勝手に提案して、引き下がるだろうと思っていました。

実際、彼女はそれ以上聞いてきませんでした。だから、来週の予定は、何の問題もなく俺の中だけで進んでいるものだと信じていました。

花束を置いた直後に届いた、一通のメッセージ

当日、レストランで別の女性に花束を渡しました。「ありがとう、嬉しい」と笑った相手の顔を見て、料理を頼んで、テーブルに花束を置いた直後、振動したスマホには、彼女から「今日で終わりにしよう」というメッセージが届いていました。

「なんで、急に」と慌てて返しました。彼女からの「あなたが一番わかってると思う」を読んだあと、俺はようやく、共有カレンダーのアプリが原因だと気づいたのです。

そして...

カレンダーには、自分が書き込んだ予定が、そのまま残っていました。彼女に見られる場所に、俺自身が、浮気の段取りを書いていました。

別の人とは、その夜のうちに会わなくなりました。共有カレンダーには、いまも俺と彼女がふたりで入れた予定が、消されないまま並んでいます。あれを消す資格は、俺にはたぶんありません。「今日は疲れた」と送り続けた数週間に、本当に疲れさせていたのは、彼女の方でした。

(30代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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