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子どものビーリアル(BeReal)利用は危険?親が知っておくべきリスクと安全性を高めるルール作り

  • 2026.6.29

子どものスマホに入っているビーリアル(BeReal)の危険性が心配なママへ。情報漏洩や位置情報の流出、利用規約のリスクなど、親が知っておくべき実態を解説します。無理にやめさせるのではなく、設定変更で安全性を高め、トラブルを防ぐための家庭内ルールの作り方をご紹介します。

子どものスマホにビーリアルが入っていて、「個人情報が特定されないか」と不安を抱えていませんか? 結論から言うと、仕組み上プライバシー流出のリスクが潜んでいることは否定できません。無理に禁止するのではなく、安全な設定に見直すなど親の対策が必須になります。本記事では、リスクの実態や家族で決めるべきルールを解説します。

子どものスマホに入っていたら要注意? ビーリアルとは

ビーリアルは中高生を中心に爆発的な人気を誇るSNSですが、独特のルールがあるため使い方次第では確かにトラブルの元になります。

ただ、頭ごなしに利用を制限するのではなく、まずは親がアプリの仕組みを正しく理解することが解決の第一歩です。ここでは、なぜここまで若者に支持されているのか、他のアプリと何が違うのかを解説します。お子さんの行動を把握するヒントにしてくださいね。

なぜ若者の間で大流行しているのか

なぜ若者たちがこれほどまでにビーリアルに夢中になるのでしょうか。その背景には、従来のSNSのように「綺麗に加工して作られた自分」を演出するプレッシャーから抜け出せる点が、大きく影響しているようです。

ビーリアルは「盛らない」ことが大前提で、家で寝転がっている姿やすっぴんの顔など、他のアプリでは絶対に載せないようなありのままの姿を共有し合います。 自分が投稿しないと友達のリアルな生活を見られない仕組みも、お互いに等身大の日常をさらし合うことで、強い仲間意識や親近感に繋がっています。

親世代には少し理解しがたい感覚かもしれませんが、無理に着飾らない気軽さこそが、爆発的な大流行を生み出した最大の理由と言えます。 

「盛らない」アプリならではの特徴と仕組み

ビーリアルの最大の特徴は、1日に1回、ランダムな時間に一斉に通知が届く仕組みです。ユーザーは通知を受け取ってから2分以内に、スマホのインカメラとアウトカメラの両方を使って、現在の状況を撮影しなければなりません。この厳しい時間制限があるため、背景を片付けたりメイクを直したりする余裕がまったくありません。

さらに、自分が写真を投稿しない限り、友達の投稿も見られないという徹底したルールがあります。これにより、閲覧するだけのユーザーがいなくなり、全員が参加者となります。この「今この瞬間」を切り取る仕組みが、リアルな繋がりの面白さを生み出しています。ただ、この突発的な撮影ルールが、さまざまな問題を引き起こす原因にもなっています。

ビーリアルに潜む危険性と親が抱くプライバシーの不安

アプリの仕組み上、思いがけず個人情報が漏れてしまうリスクが潜んでいるのは確かです。ただ、頭ごなしに禁止するよりも、プライバシー設定を上手に見直して、安全に使える環境を作ってあげることのほうが大切になります。ここでは、自宅の写り込みや位置情報の流出といった、ママが特に不安に感じる具体的な危険性について、順番にチェックしていきましょう。 

自宅や制服の写り込みによる情報漏洩トラブル

もっとも多いトラブルが、背景の確認不足による情報漏洩です。2分以内という短い時間制限に焦って撮影するため、部屋の様子や窓の外の景色がそのまま写り込んでしまいます。たとえば、机の上にある郵便物の宛名や、脱ぎ捨てた学校の制服などが写ってしまい、そこから通っている学校や自宅の場所が特定されるケースが後を絶ちません。

また、窓の外の看板や電柱の住所表示から、住んでいる地域が推測されてしまうこともあります。iPhoneなどの高画質なカメラでは、遠くの文字まで鮮明に写ってしまうため非常に危険です。お子さんが自分の部屋で撮影するときは、カメラの向きに十分気をつけるよう、日頃から伝えておく必要があります。

「友達限定だから安心」は間違い? スクショによる拡散の怖さ

「繋がっているのは仲の良い友達だけだから大丈夫」と安心するのは危険です。確かにアプリ内はクローズドな環境ですが、誰かがスクリーンショットを撮って、別のSNSに転載してしまうリスクは常にあります。一度ネット上に画像が流出すれば、あっという間に世界中へ拡散され、取り返しのつかない事態に発展してしまいます。

友達同士の軽いイタズラのつもりでも、拡散された側にとっては深い傷になります。スマホの画面の向こうには常に悪意が存在するかもしれないということを、お子さんにもしっかりと理解させておくことが、身を守るための最大の防御策になります。

位置情報から子どもの行動パターンが筒抜けになる危険性

ビーリアルには、写真を撮影した場所の位置情報を共有する機能が備わっています。これをオンにしたまま投稿を続けると、自宅の場所はもちろん、よく行く塾の場所や遊びに行く公園など、毎日の行動パターンが完全に筒抜けになってしまいます。

「友達の友達」という少し遠い繋がりから情報が漏れるケースもあります。子どもがどこで何をしているのかが他人に知られてしまうのは、親として絶対に避けたい事態ですよね。アプリをダウンロードした初期設定では、位置情報がオンになっていることがあるため、利用を始める前に必ず設定を見直すことが欠かせません。

過去に起きた事例やネット上の悩み相談から見るリアルな声

実際に過去に起きた事例を知ることで、どんな対策が必要かが見えてきます。ニュースで取り上げられたトラブルや、知恵袋などの掲示板に寄せられる親たちの切実な声を集めました。これらを教訓にして、家庭でのルール作りに役立ててください。他の家庭の悩みを知ることで、ママ自身の不安も少し軽くなるはずですよ。 

ニュースでも話題になったビーリアルが発端となった事件・トラブル

過去には、ビーリアルの投稿が原因で大きな事件やトラブルに発展したケースがいくつも報告されています。たとえば、職場で撮影した写真に、企業の機密情報や顧客データが写り込んでしまい、情報漏洩として大問題になった事件があります。また、他人の顔がモザイクなしで写り込んだ写真が拡散され、肖像権の侵害でトラブルになったケースも少なくありません。

このように、「自分だけのつもり」で行った投稿が、周囲の人や企業を巻き込む重大な事件に繋がる可能性があることを、親としてしっかり認識しておきたいですね。

親たちのネット上の悩み相談でも話題になる不安とSNS疲れ

「ビーリアルの危険性」についてネットの悩み相談を覗いてみると、多くのママたちが同じように不安を抱えていることがわかります。実際のトラブルとして、「模試中に撮影してしまい、特別指導を受けてしまった」というケースも。「2分以内に投稿しないと」という時間制限のプレッシャーが、TPOを無視した行動に繋がってしまう危険性があるのです。 

また、親だけでなく若者自身もSNS疲れを感じているケースがあります。毎日必ず投稿しなければならないという義務感や、他人の充実した日常と自分の生活を比べて落ち込んでしまうという悩みです。お子さんがスマホの通知にビクビクしている様子が見られたら、少しアプリから離れる時間を提案してあげるのも、親の大切な役割ですね。

意外と知らない! ビーリアルの利用規約に潜む思わぬリスク

アプリの「利用規約」には、私たちが投稿したデータがどう使われるかが細かく決められています。特に気をつけたいのが、「投稿した写真を利用する権利はアプリの会社にある」という部分です。少し不安になってしまいますが、非公開設定などの機能をうまく使って自分たちを守る対策が必須になります。ここでは、知っておきたい規約の落とし穴についてお伝えします。 

投稿した写真が長期にわたって利用されるって本当?

ネット上で「ビーリアルの利用規約がやばい」と噂されている理由の一つが、この写真の取り扱いについてのルールです。規約をわかりやすく言うと、「全体公開で載せた写真は、アプリの会社が広告などで自由に使える権利を持つ」ということになります。 もちろん悪意をもって使われるわけではありませんが、知らないところでわが子や家族の写真が使われるかもしれないと思うと、やっぱり怖いですよね。

だからこそ、「顔がはっきり写ったものは載せない」「家の場所がわかるものは撮らない」といった、基本的な自衛策を日頃から徹底することがとても大切です。 

一度流出した画像を完全に消去するのが難しい理由

ネット上に一度上がってしまった画像を完全に消し去ることは、デジタルタトゥーと呼ばれるほど困難な作業です。ビーリアルのアプリ内では、自分が投稿した写真を削除する機能はありますが、1日に削除できる回数に制限が設けられている場合があります。間違えて投稿してしまったときに、すぐに対処できないリスクがあるのです。

さらに怖いのは、他のユーザーによって保存されたり、別のSNSに転載されたりした画像は、自分の手で消すことが不可能だという点です。運営に削除依頼を出しても、すべてを消し去るまでには時間と手間がかかります。あとから消せばいいという軽い気持ちではなく、「一生残っても困らない写真だけを投稿する」という意識をお子さんに持たせることが大切です。

子どもに利用をやめてほしいと感じたときの対策と話し合い方

「危ないから今すぐアプリを消しなさい!」と頭ごなしに怒るのは逆効果です。親に隠れてこっそり使うようになり、かえって危険な状況に陥りやすくなります。まずは安全な設定を一緒に見直し、家庭内でのルールを話し合うことが重要です。お子さんをネットの危険から守るための、具体的なアプローチ方法をいくつかご紹介します。 

まずは安全性を高めるためのスマホ設定を見直そう

安全性を確保するための第一歩として、スマホ本体のプライバシー設定を見直すことから始めましょう。一番重要なのは、位置情報の漏洩を防ぐことです。スマホの設定画面から、アプリごとの権限を個別に変更することができます。以下の手順で設定を確認してみてください。

①スマホの「設定」アプリを開く
②「アプリ」から「BeReal」をタップする
③「位置情報」の項目を選ぶ
④「許可しない」にチェックを入れる

また、意図しない人と繋がってしまうのを防ぐために、電話帳の連絡先同期もオフにしておくことをおすすめします。これらの設定を親が手動で確認し、安全な状態にしてから使わせることで、ママの不安もぐっと減らすことができますよ。

家庭内で決めておきたい「撮影時の安全確認」ルール

設定を直した後は、日々の使い方に関する家庭内のルールをしっかりと決めましょう。もっとも大切なのは、「通知が来ても焦らないこと」です。2分という制限時間があると慌ててしまいますが、「間に合わなくても怒られないし、別にペナルティもないよ」と優しく教えてあげてください。

その上で、「撮影する前に必ず背景を確認する」「制服や体操服のまま撮影しない」「家の窓の外を写さない」といった具体的な確認事項を約束します。最初は面倒かもしれませんが、この安全確認を習慣づけることが、将来的に他のSNSを使うときの自衛力に繋がります。

学校や公共の場での撮影マナーについて話し合う

自分たちの家の中だけでなく、外での撮影マナーについても十分に話し合う必要があります。学校の授業中や部活動中、アルバイト先などでスマホを取り出して撮影することは、マナー違反であるだけでなく、周囲の迷惑にもなります。ルールを破って撮影すれば、学校から厳しい指導を受ける可能性もあります。

「通知が来たときが、撮影してはいけない場所や時間帯だったらどうする?」と、具体的なシチュエーションを想像させて考えさせてみましょう。「そういうときは絶対にスマホを出さない」という約束を交わし、TPOをわきまえた行動の大切さを伝えます。社会のルールを守りながら楽しむ方法を教えるのも、親の重要な役割の一つです。

まとめ:リスクを正しく理解して子どものSNS利用の安全性を高めよう

お子さんのスマホにビーリアルが入っていると、ママとしては情報漏洩やトラブルの危険性にヒヤヒヤしてしまいますよね。しかし、アプリの仕組みとそこに潜むリスクを正しく把握し、位置情報をオフにするなどの適切な設定を行えば、トラブルを未然に防ぐことができます。

無理にやめさせるのではなく、親子で「背景に気をつける」「外でのマナーを守る」といったルールをしっかり話し合うことが大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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