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「ずっと後をついていっちゃった!」一人で行った隣町のカフェを言い当てたママ友→笑顔の告白に背筋が凍った

  • 2026.6.29

送迎の列で突然言い当てられた

娘の幼稚園で、同じクラスのママ友と顔を合わせる毎日だった。物腰がやわらかく、いつもにこにこしている人で、こちらも気を許して挨拶を交わしていた。

その日も登園の列に並んでいると、彼女がいつもの笑顔で近づいてきた。

「昨日、隣町のカフェで限定ケーキ食べてたよね?おいしかった?」

一瞬、頭が真っ白になった。そこは平日にひとりで行った、車で三十分以上かかる遠方の店だ。誰にも話していないし、もちろんメッセージアプリにも書いていない。家族にすら、その日どこへ行ったかは伝えていなかった。

「どうして、知ってるの?」

声が少しだけ震えた。それでも彼女の表情は崩れず、むしろ嬉しそうに目を細めている。

悪びれない笑顔の告白

彼女はまったく悪びれることなく、こう言った。

「ずっと後をついていっちゃった!」

たまたま走っているうちの車を見かけて、どこへ行くのか気になってしまったのだという。だから隣町まで、ずっと後ろをついて運転していたのだと、まるで楽しいいたずらでも打ち明けるような口調で話した。

「車、すぐ見つけられたよ」

そう続ける声には、ためらいも罪悪感もなかった。

私が黙り込んでも、彼女は笑顔のまま私の反応を待っている。怒っているわけでも、ふざけているわけでもない。本気で「いいこと」を報告しているのだと分かって、よけいに背筋が冷たくなった。

三十分以上の道のりを、私は一度もバックミラーの中の彼女に気づかなかった。気づかれないように距離を取って、ずっとついてきていたということになる。考えれば考えるほど、足元が崩れていくようだった。

挨拶だけで逃げるようになった

その日から、私は彼女と距離を置くようになった。送迎の時間を少しずらし、目が合っても挨拶だけ返して、足早に園を離れる。

世間話には応じない。彼女は相変わらずにこにこと手を振ってくるが、その笑顔の奥に何があるのか、もう私には分からなかった。

休日にひとりで出かけるとき、つい何度もバックミラーを確認するようになった。

買い物の帰り道で見慣れた車種を見かけると、心臓が跳ねる。あの人は今もどこかで、私の車を探しているのではないか。そんな考えが頭から離れない。

悪気がない、というのがいちばん怖いのだと知った。叱っても、距離を取っても、本人にとっては「気になっただけ」で片づく行動なのだ。

あの満面の笑顔と、「ずっと後をついていっちゃった!」というあの一言だけが、今もはっきりと耳の奥に残り続けている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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