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「えっ逆効果なの!?」体調不良の嫁へ、手料理持参で手伝いに行ったら『大失敗』したワケ

  • 2026.6.28

良かれと思ってしたことが裏目にでてしまう、相手にとって「本当に必要な助け」とは何なのでしょうか──筆者の知人の体験談をお届けします。

画像: ftnews.jp
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良かれと思って駆けつけたけれど

息子は激務で帰宅も遅く、家事や育児はどうしても妻のA子さんが担うことが多いようです。

その状況にいつも申し訳なさを感じていた私は、A子さんが体調を崩したと聞いたとき、いても立ってもいられませんでした。

息子に代わり、少しでも楽をさせてあげたいと思い、煮物やスープなどをたくさん作って駆けつけたのです。

しかし、私の訪問に子どもたちは大はしゃぎ。
「おばあちゃんが来た!」と興奮してリビングを走り回ってしまいました。

休ませるはずが休めていない?

私は料理を並べたり片付けをしたりしていましたが、その間もA子さんは休めていませんでした。

気を遣って私と会話をしたり、はしゃぐ子どもたちをなだめたり、子どもの食事を手伝うために立ち上がったりしていたのです。

帰る頃には「今日はありがとうございました」と笑顔を見せてくれましたが、その顔には疲れがにじんでいました。

良かれと思ってしたはずの「手伝い」が、A子さんにとっては「おもてなし」を強いる負担になり、彼女の休息を奪っていたのだと気づき、深く反省しました。

本当に必要だったもの

次にA子さんが体調を崩した時、私は少しやり方を変えてみました。

「今日は孫たちを我が家で預かるわ。夕食も食べさせて、息子には仕事帰りに迎えに来るように言うから、A子さんはゆっくり休んで」と提案したのです。

後日、回復したA子さんから「一人で眠れる時間が本当にありがたかったです」と言われました。

彼女が欲しかったのは家事の手伝いや料理の差し入れではなく、誰にも気を遣わず一人で休める静かな時間だったのだと、改めて思いました。

支える側になって気づいたこと

思えば、私も子育て中には「ほんの少しでいいから一人になりたい」と切実に願ったものです。
それなのに、何十年もたって支える側になると忘れてしまうものなのですね。

育児に追われる毎日の中で得られる一人の時間は、何よりの休息なのかもしれません。
相手が本当に必要としているものに目を向けることの大切さを学んだ出来事でした。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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