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乗せまいと「閉まる」ボタンを連打!? エレベーターを私物化する60代住人が突然消えたワケ

  • 2026.6.27

集合住宅のマナーについて、『あっけない結末で平和が訪れた』考えさせられる筆者の体験エピソードをご紹介します。

画像: 乗せまいと「閉まる」ボタンを連打!? エレベーターを私物化する60代住人が突然消えたワケ

引っ越し早々の衝撃! 「乗ってもいいわよ」発言

私が新しいマンションに引っ越して、まだ間もない頃のことです。

買い物から戻り、マンションの1階でエレベーターのボタンを押して待っていました。私の他にも60代くらいの女性が一人待っており、先に乗り込んだ女性に「失礼します」と会釈をして乗り込もうとしました。

するとその女性は、怪訝そうな顔で私をジロリと見下ろし、信じられない言葉を放ったのです。

「あなた、何階に行くの? 〇階(女性が降りる階)に行くなら、一緒に乗っても良いわよ」

まるでエレベーターが自分の所有物であるかのような、あまりにも上から目線な発言に私は絶句しました。引っ越してきたばかりでトラブルを起こしたくなかった私は、「あ、結構です」と面倒を避けて、そのエレベーターを見送りました。

マンション内で有名な「困った住人」

後日、同じマンションに住む別の方と話す機会があり、あの女性の特徴を伝えると「ああ、あの人ね」と苦笑いされました。

実はその女性、マンション内では「エレベーターの主」として有名な住人だったのです。他の住人が乗ろうとすると文句を言ったり、閉まるボタンを連打して乗せまいとしたりするなど、多くの人が彼女の非常識な行動に困り果てているとのことでした。

「関わらないのが一番」と教えられ、エレベーターを使うタイミングが一緒になっても一回待つなどしてお互いのために距離を置く、少し気を遣う窮屈な日々が続きました。

平和な日々の訪れと、厄介な住人のその後

しかし、そんな窮屈さも数ヶ月で突然終わりを迎えました。

いつの間にか、その女性とマンション内でぱったりと遭遇しなくなったのです。不思議に思ってある時エレベーターで一緒になった住人に聞くと「あの方なら、少し前に息子さんの家に引っ越したらしいよ」とのことでした。

どうやら息子さんと同居することになったようです。何はともあれ、マンションが穏やかな空気になり心底ホッとしました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年06月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藤野ゆうこ
2度の離婚を経て、シングルマザーとして介護職の管理者を務める現役会社員。現場で触れてきた数多くの家族の人生模様や、自身の波乱万丈な実体験をベースに、読者が同じ苦労をしないための教訓を込めたコラムを執筆。現在は介護現場や周囲への取材を通じ、嫁姑・夫婦関係・ママ友など、複雑な人間関係のトラブル解決に繋がる情報を発信中。

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