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何と戦って、何を食べたの!? 予測不能な猫の行動に惹きつけられる大人気の猫コミック【書評】

  • 2026.6.26

【漫画】本編を読む

猫の行動はときに謎だ。どうしてその行動をとったのか、何がしたかったのか。人間にはわかるようで、分からないことばかりだ。 『拾い猫のモチャ』(にごたろ/KADOKAWA)は、そんな猫ならではの“あるある”を、そのまま愛おしく描くコミックエッセイ。オスの三毛猫・モチャと飼い主たちの日常が、やわらかなタッチで綴られている。

たとえば、ある時、モチャは何か小さなものを見つけた。それを全力で追いかけ、バシッと捕まえたらしい。モチャはその後もその謎のモノと格闘を続けた挙句、アギアギと噛み、しまいにはごっくんと飲み込んでしまった。「食べ物だったの!?」と飼い主が驚くのも無理はない。モチャは一体何と戦い、何を食べたのだろうか……。

またある時、飼い主が寝ていると、そのお腹の上に乗り、フンフンと匂いを嗅ぎ出したモチャ。すると、突然前足で飼い主のおなかを掘るようにざすざすとかき始めたから、飼い主も何事かと思わず起きてしまう。

何か人には見えないものが、猫には見えているのだろうか…。もしそうだとしても何も不思議ではない。だって、猫はこんなにも特別。いつだって人間の予想を軽々と超えてくる。

何を見つけたのか、何を考えているのか、なぜ今それをするのか。理由はわからないのに、その一つひとつが妙におかしく、たまらなくかわいい。そんな猫という小さな最高傑作の魅力を存分に味わえるエピソードを、是非ともじっくりと味わってほしい。

文=アサトーミナミ

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