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余命宣告を受けた夫は不倫に溺れ始めた 優しく穏やかだった夫の隠された欲望に、妻は…【著者インタビュー】

  • 2026.6.25

【漫画】本編を読む

「ただの浮気」「身勝手すぎる」と話題の不倫マンガ『余命宣告不倫 純愛ぶってるけど、それただの浮気だから』(ミロチ/KADOKAWA)。

主人公・葵は、夫・颯太から「癌が見つかったこと」「余命が半年であること」を告げられてしまう。彼女がショックを受ける中、夫が口にしたのは「死ぬ前に3カ月だけ、初恋の女性と付き合いたい」という願いだった。堂々たる不倫宣言をされてしまった葵は、苦悩の末にその願いを聞き入れる。妻の公認を得て不倫に溺れていく夫だったが、その裏には思いもよらない策略があり…。

パートナーからこんなお願いをされたら、あなたならどうするだろうか? 本作への想いや裏話を著者・ミロチさんに語ってもらった。

——本作を読んだことで「余命宣告を受けた人からお願いをされたら、無理だと思うような内容でも断るのはなかなか難しいのかも…」と考えるきっかけになりました。

ミロチさん(以下、ミロチ):私もこの作品を描く前は、「無理なお願いでも聞き入れるべきか、断るべきか」なかなか答えが出せなかったんです。しかし描き終わったあとには、はっきりと答えを出すことができました。

答えが出ないまま読んでくださった方も、読後には自分なりの答えが出せるようになっていたら嬉しいなぁと思います。

——妻の母が大病を患ったときに、助けてくれた夫。彼はもともと優しく穏やかな人だと思うのですが、不倫を言いだしてくるなんて…。彼の中には、妻にも気づけない一面が隠れていたのでしょうか。

ミロチ:妻が気づけなかった部分があるとすれば、それは夫の中にある欲と憧れが思いの外大きかったことでしょうか。こういうものは、誰の心の中にも潜んでいそうなものですが。

——そう考えると、不倫につながる要素は誰もが持っているようにも感じ、すこし怖い気もしますね。長年連れ添っている夫婦でも、お互いにまだ知らない一面があるものなのでしょうか。そのあたりの夫婦観についてはどのようにお考えですか?

ミロチ:長年連れ添ったとしても、人の心身は成長していくし、変化もありますよね。相手の行動や考えをある程度読むことはできても、お互いに知らない面がどこかに潜んでいるものなんじゃないか、と思います。

文=吉田あき

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