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月9ドラマ“史上初”のネトフリ世界配信…!「異質すぎておもしろい」初回放送、王道から“外れた”世界観に反響の声

  • 2026.7.24
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GACKT(C)SANKEI

GACKT主演のフジテレビ系 月9ドラマ『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』が始まった。第1話では、“でっち上げの天才”弁護士・浦真鷲直人が、依頼人を救うために嘘を武器として使い、巨大な嘘を暴いていく姿が描かれた。さらに月9ドラマとして初めてNetflixで世界配信されることも決定。SNS上では「GACKTの存在感が異質すぎておもしろい」と反響が広がっている。これは王道の法廷劇ではなく、裁きそのものを設計するダークヒーローの物語である。

※以下本文には放送内容が含まれます。

異色のリーガルドラマとして始まった第1話

『ブラックトリック』は、GACKT演じる浦真鷲直人を主人公とする完全オリジナルのリーガルエンターテインメントである。浦真鷲は、敏腕弁護士でありながら、一級建築士でもある異色の人物。罪を逃れるために嘘をでっち上げる巨大権力に対し、彼自身もまた“嘘”を武器にして立ち向かう。

第1話放送後には、月9ドラマとして初めてNetflixで世界配信されることも発表された。近年、国内ドラマの配信展開が広がるなか、月9というブランドが海外視聴者にも届く形になったことは、本作の大きなトピックである。

かつて月9といえば、恋愛ドラマや青春群像劇のイメージが強かった。しかし『ブラックトリック』第1話が提示したのは、正義と嘘、裁判と策略、法廷と潜入作戦が入り混じるダークな世界観だ。主演がGACKTであることも含め、王道の月9から意図的に外れていくような異質さがある。

SNS上で「GACKTの存在感が異質すぎておもしろい」と言われている通り、GACKTが月9に出演していて、しかも“でっち上げの天才弁護士”を演じている時点で、すでに普通のリーガルドラマとは違う何かを感じさせる。

GACKT演じる浦真鷲の異質さ

第1話は、いきなりスパイ映画のような潜入作戦から幕を開ける。浦真鷲は、自身が率いるはかり建築設計事務所のメンバーにインカムで指示を出し、ホテル内でターゲットの情報を探らせる。土生洸太(神尾楓珠)や鯖山周平(戸塚純貴)らは、ホテルマンや客に変装し、ターゲットの部屋番号を突き止め、証拠の入手へと動く。

弁護士が法廷で弁論するだけではなく、建築設計事務所のチームを使って、建物の構造や死角を読み、隠された証拠へ近づく。この設定が本作の特徴である。浦真鷲は、法廷で勝つために、法廷の外で“裁きの設計図”を描いているのだ。

浦真鷲にとって嘘は、相手をだますためだけのものではない。嘘で塗り固められた悪を崩すために使う、もう一つの刃である。正義が嘘につぶされるなら、嘘で正義を勝たせる……その理屈は危ういが、同時に痛快でもある。

GACKT演じる浦真鷲は、法廷に立っていても、どこか人間離れしている。言葉の間、視線、立ち姿のすべてが芝居がかっていて、現実の弁護士というより、裁きを操るショーマンのように見える。その異質さが、第1話の世界観には不思議なほど合っていた。

“勝てばいい”では済まない第2話への引き

第1話のラストで、浦真鷲はまさかの業務停止処分を受ける。理由は、弁護士の誠実義務違反。つまり、勝つために手段を選ばない彼のやり方そのものが、初回から問題視されたのである。
これはかなり大胆な展開だ。普通のリーガルドラマなら、第1話で主人公の鮮やかな逆転劇を見せ、視聴者に無敵さをアピールして終わる。しかし本作は、その直後に“でも、このやり方は許されるのだろうか”と問いを突きつけてくる。

浦真鷲は正義の味方なのか。それとも、悪を倒すためなら嘘も違法すれすれの手段も辞さない危険人物なのか。第1話時点では、まだはっきりとした答えは出ない。むしろ、その曖昧さこそが『ブラックトリック』の見どころである。

さらに、浦真鷲とは対照的に、志田未来演じる麻生縁は嘘を許さない堅物の弁護士として登場する。嘘で裁きを動かす男と、真実を信じて突き進む女。二人の価値観がぶつかることで、本作は単なる痛快逆転劇ではなく、“正義のためなら嘘は許されるのか”という問いを抱えたドラマになっていくだろう。

『ブラックトリック』第1話は、王道の法廷ドラマというより、嘘と策略で裁きを組み替えるダークヒーロー劇として幕を開けた。ホテル潜入、証拠入手、法廷での逆転、そして初回ラストの業務停止処分。展開は派手で、テンポも速く、何よりGACKT演じる浦真鷲の存在感が強烈である。

嘘で正義を勝たせることは、本当に許されるのか。第2話以降、浦真鷲と麻生縁の対立、そして“ブラックトリック”の代償はどう描かれていくのか。


出典:@blacktrick_fuji ブラックトリック~裁きを操る弁護人~┊ ︎7月期月9【フジテレビ公式】

ライター:北村有(Kitamura Yuu)
主にドラマや映画のレビュー、役者や監督インタビュー、書評コラムなどを担当するライター。可処分時間はドラマや映画鑑賞、読書に割いている。X:@yuu_uu_

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