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「今期のダークホース」第1話にひき続き、“翌週も”TVer200万回再生突破!日曜ドラマに“ひろがり続ける”反響

  • 2026.7.24
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宮澤エマ(C)SANKEI

玉森裕太主演のオリジナル・サスペンスラブストーリー『マイ・フィクション』が、第3話放送後も考察熱を高めている。初回だけでなく第2話もTVer200万回再生を突破し、第3話放送後にはTVer総合1位も獲得。SNS上でも「かなり面白くなってきた」「今期のダークホース」と反響が広がっている。妻に忘れられた男・伊川正樹(玉森裕太)は、本当に“伊川正樹”なのか。第3話は、その根本を揺さぶる回となった。

※以下本文には放送内容が含まれます。

“考察したくなるドラマ”として加速

『マイ・フィクション』は、平和な町・森沼ネクスタウンで介護士として暮らす伊川正樹が、ある事故をきっかけに自分の存在ごと奪われる……という衝撃的な展開から始まる。
病院で目を覚まし帰宅した正樹を待っていたのは、妻・真弓(宮澤エマ)が自分を完全に忘れ、別の男が“伊川正樹”として暮らしているという異常な現実だった。

放送ごとに相関図が変わる点も話題になっている本作。おもしろさの真髄は、放送後に情報や人物の見え方が変わっていくところにある。人物同士の関係性はもちろん、その名前や記憶、そして過去。何が本物で何が作り物なのかが、毎話少しずつ書き換えられていく点が考察を盛り上げている。

その勢いは、配信記録にも表れている。初回に続き、第2話もTVerで200万回再生を突破。さらに第3話放送後にはTVer総合1位を獲得した。一度見ただけでは判断できない違和感が多く、見返すほどに新しい仮説が生まれるドラマだからこそ、話題が尽きないのだろう。

第3話では、その考察熱にさらなる燃料が投下された。いったん日常が“不自然に修復”されたかと思いきや、正樹を匿い手助けしていた女性・二宮由梨(森川葵)は、正樹に存在を忘れられてしまう。この反転が、本作の怖さを一段深くした。

DNA一致が突きつけた“別人生”の可能性

第3話で大きく浮上したのが、正樹は本当に正樹なのか? という問いである。
由梨の亡き夫・祐介の遺影が正樹と瓜二つだったことは、すでに大きな違和感として提示されていた。さらに、正樹のDNAが2年前に死亡したはずの祐介と一致するという衝撃の事実が明らかになり、物語は一気に“正樹=二宮祐介”説へと傾いた。

もし正樹が本来は祐介だったのだとすれば、現在の伊川正樹としての人生は何なのか。愛する妻・真弓との結婚生活、介護士としての日常、森沼ネクスタウンでの穏やかな暮らし。それらすべてが、誰かによって故意に与えられた“別人生”だった可能性がある。

単に“記憶喪失だった”という話では済まされないところが、本作の肝。正樹の周囲の人々の記憶まで書き換えられている以上、これは個人の問題ではなく、町ぐるみ、あるいは組織的な記憶操作の気配を帯びている。とくに、事件件数ゼロを掲げる森沼ネクスタウンの不自然な平和は、もはやただの安全な町には見えない。

正樹が取り戻した日常は、本当に元に戻った日常なのか。それとも、目覚めてしまった彼をふたたび管理するために整えられた“修復済みの世界”なのか。第3話は、主人公の正体だけでなく、この物語の世界そのものへの疑いを強める回だった。

誰が敵で、誰が味方なのか?

由梨は、夫・祐介を失った女性であり、同時に、正樹の存在証明に近づくキーパーソンでもあった。しかし彼女が正樹に忘れられてしまったことで、孤独が強調される。一度はつながりかけた相手との記憶。それが失われたことで、物語にはさらなるキーマンが求められる。
そこで、津村大輔(野村周平)の不気味な存在感が浮き彫りになる。元警察官であり、過去に殺人事件を起こして服役していたという背景を持つ津村は、単なる敵なのか、それとも森沼ネクスタウンの嘘を暴こうとする人物なのか、まだ見えない。正樹に執着する理由も、祐介時代の過去と関わっている可能性が高い。

とくに気になるのは、7年前の事件と、2年前の祐介の事故死である。津村は正樹を陥れたいのか。それとも、偽りの人生を生きる正樹に“本当の姿”を取り戻させたいのか。敵に見える人物が味方で、味方に見える人物が監視者かもしれない。この二転三転する人物関係こそ、本作が今期のダークホースと呼ばれる理由だろう。

『マイ・フィクション』第3話は、物語の前提を大きく揺さぶる回だった。妻に忘れられた男だと思っていた正樹が、実は由梨の亡き夫・祐介なのかもしれない。しかも、その記憶や人生は、森沼ネクスタウンによって書き換えられている可能性がある。
第4話以降、正樹は自分の“本当の名前”を取り戻せるのか。そして津村は、その鍵を握る敵なのか、味方なのか。考察の熱は、まだまだ冷めそうにない。


出典:『マイ・フィクション』 | ABCテレビ公式サイトより
出典:@drama_myfiction『マイ・フィクション』公式X

ライター:北村有(Kitamura Yuu)
主にドラマや映画のレビュー、役者や監督インタビュー、書評コラムなどを担当するライター。可処分時間はドラマや映画鑑賞、読書に割いている。X:@yuu_uu_

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