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NHK大河“主演”俳優「イケメンなのに」「ギャップが凄すぎる」中身スカスカの“ポンコツ”主人公…!おすすめのドラマ3本

  • 2026.10.4
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松坂桃李(C)SANKEI

2008年にモデルからキャリアをスタートし、2009年に俳優デビュー。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)には、『梅ちゃん先生』と『わろてんか』に、両作ともヒロインの夫役で出演。NHK大河ドラマには、『軍師官兵衛』と『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に出演し、2027年の『逆賊の幕臣』では主演を務める。TBS日曜劇場には、『御上先生』に主演し、現在放送中の『VIVANT』では黒須駿役で出演。数々の映画にも出演し、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した『新聞記者』など、主演作も多い。そんな輝かしい俳優歴を持つ松坂桃李は、主演デビューした戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』を、自身の確固たる原点とし、誇りに思っているという。

本人のイメージに近い、礼儀正しく誠実で温かい役を演じることもあれば、狂気的な悪人を怪演したり、人間の弱さや嫌な部分をむき出しにした人物になり切ることもある松坂。さらに、モデル出身でイケメン俳優として知られる松坂だが、いわゆる“ポンコツキャラ”に扮するのも抜群に上手い。コメディタッチの作品で、愛さずにいられなくなるポンコツ主人公を演じる際の松坂の好演は、ぜひ多くの人に観ていただきたい。SNSにも「ポンコツなのに憎めないキャラクターにする天才」「シリアスな役を演じる時とのギャップが凄すぎる」といった声が。今回は、松坂がポンコツキャラを快演する、おすすめの主演ドラマ3本を紹介しよう。

※以下、本文には放送内容が含まれます。

松坂桃李が内気な主人公を演じる『あのときキスしておけば』

2021年に放送された、テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』。松坂が演じているのは、スーパーの青果売り場で働く、気弱でどんくさい32歳の独身男性・桃地のぞむ。漫画『SEIKAの空』を読むことが、彼の唯一の楽しみだ。ある日、職場のレジでクレーマーに絡まれた桃地は、その場にいた買い物客の唯月巴(麻生久美子)に救われる。なんと巴は、桃地の大好きな漫画『SEIKAの空』の作者“蟹釜ジョー”だった。

憧れの人との接点を持つことができた桃地は、巴に“家政夫”として雇われ、徐々に彼女との距離が縮まっていく。そんな中、巴の家のソファーで突然押し倒され、彼女からキスを迫られる桃地。ところが、あろうことか動揺のあまり、キスを拒否してしまう。嫌われたかと思ったが、巴から沖縄旅行に誘われ、桃地はドキドキしながら同行。だが、飛行機事故に遭い、桃地は助かったが、病院内のテレビのニュースで巴が亡くなったことが報じられていた。そこへ、見知らぬおじさんから声を掛けられた桃地は、そのおじさん・田中マサオ(井浦新)の中に、巴の魂が乗り移ったと聞かされる。

「あのとき、キスしておけばよかった」と、桃地が後悔するところから始まる、面白すぎる“入れ替わり”ラブコメディ。脚本を大石静が担当し、松坂から“最ポンコツキャラ”を見事に引き出している。中身は巴だが、外見はマサオという、松坂と井浦による“カップル”がとても愛らしく、慌てふためく桃地に扮する松坂の迷演が最高だ。

仲里依紗と夫婦役を演じた『離婚しようよ』

2023年にNetflixにて配信された、宮藤官九郎と大石静が共同で脚本を執筆したホームコメディ。松坂は、父親の地盤を継いで衆議院議員に当選した、世間知らずの三世議員・東海林大志を演じている。地元・愛媛への愛はあるものの、漢字は苦手だし、失言や迷言が多く、女性にだらしない能天気な大志。

『ゆとりですがなにか』で組んだ宮藤と、『あのときキスしておけば』の大石によって、またまたポンコツキャラを割り当てられた松坂。でも、本作の大志は、温室育ちで、子どものような世間知らずの状態から、少しずつ成長していくので、松坂による好演がより光っていると感じた。

新人議員の大志と、売れっ子俳優の妻・黒澤ゆい(仲里依紗)は、表向きはおしどり夫婦として知られているが、実際は会話もなく、完全に冷め切っている。ゆいは自由奔放なアーティスト・加納恭二(錦戸亮)と出会って惹かれ合い、大志には不倫報道もあり、離婚の意思を固める2人。でも、大志の選挙や、ゆいのスポンサー契約など、さまざまな事情があり、簡単には離婚できそうにない。2人は一致団結し、離婚するための共同戦線を張ることにするが……。

浮気はするくせに、離婚の意思が固まったあとに、ゆいと恭二の関係に嫉妬したり、強気な浮気相手にオドオドしたり、母親に頭が上がらなかったり、とにかくヘタレな大志。でも、どうしても憎めない可愛らしさがあるのは、松坂の演技力の賜物だと言えるだろう。

中身がスカスカの主人公『今ここにある危機とぼくの好感度について』

2021年に放送された、NHK・土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』。渡辺あやが脚本を手掛けた本作で、松坂が演じているのは、イケメンなだけで中身のないアナウンサー・神崎真。誰のことも傷つけない、当たり障りのない発言のみで乗り切りながら、高い好感度を維持してきた真だったが、薄っぺらくスカスカだと言われるようになり、人気が低迷。テレビ局ではやっていけなくなった真は、恩師・三芳修(松重豊)の誘いで、名門“帝都大学”の広報マンに転身。そこで生じるさまざまな問題処理に奔走する真が、やがて自分の生き方を見つけていく、大学を舞台にしたブラックコメディ。

真は、非正規研究者・木嶋みのり(鈴木杏)が、“スター教授”岸谷昇一(辰巳琢郎)の論文不正を告発したため、みのりに接触するよう、理事たちに命じられる。みのりは、大学時代にほんの一時期交際した、真の元カノだった。当たり障りのない言葉だけでは、何も解決しないと痛感する真。もう好感度には頼れないし、どうすれば大学の危機を解決することができるのか、追い詰められていく真は、人生で初めて重い決断を迫られるが……。

保身のためにジタバタしたり、正論を突きつけられて逆ギレしたり、本作でもポンコツな主人公を見事に体現している松坂。でも、やはりそれだけでは終わらず、真が大切なことに気づいていく様子に、応援せずにいられなくなるのは、松坂ならではの魅力が発揮されているからだろう。

2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』では天才的なエリート官僚役

松坂桃李“ポンコツキャラクター”ドラマ3選をお届けしたが、興味を持っていただけたら何よりだ。『あのときキスしておけば』の視聴者から「困ったときの表情が最高に愛おしい」というコメントがあったが、まさにその“とおり”(桃李だけに)。「どの作品を見ても“松坂桃李”ではなく、“その役の人間”にしか見えない」という声にも共感しかない。

来年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公・小栗忠順は、もちろんポンコツキャラとは程遠い、天才的なエリート官僚。松坂は『御上先生』然り、エリートなキャラクターもスマートに演じこなすことでも定評がある。『逆賊の幕臣』の主演で、松坂が輝く姿を見られるのが、今から待ち遠しい。


出典:テレビ朝日『あのときキスしておけば』公式サイト
出典:Netflix『離婚しようよ』公式サイト
出典:NHKアーカイブス『今ここにある危機とぼくの好感度について』

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