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「朝ドラ史上一」「みんな見返してほしい」印象が一変する“映画のような”ワンシーン 視聴者から称賛の声続出

  • 2026.10.7
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『ブラッサム』第1週(C)NHK

石橋静河が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の第1週「私の父、私の母」第4回が10月1日に放送された。今回の大きな見どころとなったのが、珠(村上蘭)による「父について」の作文発表。父・清治(渡部篤郎)のことを正直につづった作文を本人が聞くという緊張感のある場面で、清治が見せた反応に注目が集まった。一方、カナリアをめぐる出来事では、再び清治の予測できない一面が浮かび上がる。

※以下、本文には放送内容が含まれます。

一瞬たりとも目が離せない展開

珠は宿題だった「父について」の作文をようやく書き上げる。作文は授業で皆の前で発表することになり、その授業を父親に見に来てもらうよう言われてしまう。珠が清治に作文の発表について伝えるも、清治が授業を見に行く気配はなかった。

ところが、作文発表の日。教師が珠を指名したその時、ちょうど清治が教室に入ってくる。まさか来るとは思っていなかった珠は、腹をくくって作文を読み始める。そこには、仕事らしい仕事をせず、周囲から「放蕩無頼」と言われている清治について、自分が感じていたことが素直につづられていた。

それから珠がつづったのは、月明かりの縁側でカナリアを見つめる清治の姿だった。月に照らされた清治の表情は、これまで見たことのないものであり、そこに「放蕩無頼の徒はいなかった」と締めくくる。

視聴者も一緒になって固唾をのんで見守るなか、清治は怒るどころか手を叩いて大笑いし、帰宅する途中では、珠の頭をなで、「お前、変わっちょるのう」と褒める。その作文をよほど気に入ったのか、街ゆく人に見せて回るほどだった。

SNSでも「破られるのかと思った」「捨てなくてホッとした」「ずっとビクビクしてた」といった声が見られ、清治が何をするのか分からないからこその緊張感が、この場面をより印象深いものにしていた。

カナリアを見つめる姿が話題に

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『ブラッサム』第1週(C)NHK

今回、作文の内容とともに大きな反響を呼んだのが、珠が見た清治とカナリアの場面だ。

前の話で描かれた、月明かりに照らされた縁側で、ひざ元にカナリアを置き、その小さな存在を愛でる清治。普段は何を考えているのか分からず、周囲からも「放蕩無頼」と見られている男が、この瞬間だけはカナリアを慈しみ、穏やかな表情を浮かべている。その姿は、これまで描かれてきた清治の印象とは大きく異なり、珠が思わず目を奪われたのも納得できる一場面だった。

視聴者からも、「朝ドラ史上一美しい」「素晴らしいからみんな見返してほしい」「映画みたいだった」といった反響が寄せられ、物語だけでなく、光や構図、清治の表情を含めた映像表現そのものが称賛された。

分かったようで分からない父親像

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『ブラッサム』第1週(C)NHK

父親としてどうなのかと思わせる場面は、これまでにも何度か登場している。それでも、珠の作文を嬉しそうに読み、手を叩いて大笑いする姿もあれば、大切にしていたカナリアがいなくなれば激怒する。どの姿も、清治という人物を形作っている。

今回、珠が作文に書いたのは、そんな父親の“人には見せていない顔”だった。月明かりの下、カナリアを静かに見つめる清治の姿に、珠は「放蕩無頼の徒」とは異なる父の一面を見いだしたのだ。

その思いが本人にも伝わり、清治が嬉しそうに笑ったことは、父と娘の関係にとって小さくない出来事だったのかもしれない。

ただ、穏やかな時間は長く続かない。カナリアがいなくなった途端、清治は激しく怒り、再び葉野家に緊張が走る。優しさも、喜びも、怒りも、そのすべてを抱えたまま物語の中にいる清治。今回の作文は、珠が父の知らなかった一面を見つけた話であると同時に、視聴者にとっても清治という人物を改めて見つめるきっかけになった。

父と娘の関係がこの先どのように変化していくのか。そして、清治がこれからどんな一面を見せていくのか。第2週に入り、葉野家の物語は新たな局面を迎えつつある。


連続テレビ小説『ブラッサム』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE 見逃し配信中・放送1週間後からはNHKオンデマンドで配信

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