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「駐車場代0円」のはずが毎月の痛い出費に…戸建てから駅近マンションに住み替えた夫婦を襲った“愛車の落とし穴”

  • 2026.7.12
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。住み替えは生活環境を整える好機ですが、趣味を持っている方は注意が必要なケースがあります。

特にバイクなどを所有している場合、新居の設備によっては保管方法に頭を悩ませることもあるでしょう。今回は、戸建てから駅近の分譲マンションに住み替えたことで、敷地内に愛車を置けなくなり、外部の駐車場探しや防犯対策の出費に追われることになった事例を紹介します。

住み替えて初めて知った分譲マンションの駐車事情

40代のDさんは、子どもが独立したのを機に、戸建てから駅近くの分譲マンションへ住み替えました。新居での快適な生活に満足する一方で、敷地内に愛車を駐車できなくなるという悩みが発生します。

戸建ての頃は、自宅の敷地内にバイクを置くスペースがありました。ロックをかけて目の届く場所に置けたため、駐車場代もかからず、管理の手間もほとんどありません。

しかし、新居の分譲マンションには「バイク置き場」がなく、大型二輪を停めることは不可能です。やむを得ず、Dさんは敷地外で月極の駐車場を探すことになりました。

目の届かない屋外保管に潜む盗難の不安と追加の出費

幸いにも近隣でバイク用の月極駐車場は見つかりましたが、手頃な区画は屋根のない平置きで、防犯カメラやゲートもなく、不特定多数の人が出入りする環境です。戸建てでは不要だった駐車場代が毎月かかるうえ、雨ざらしによるサビや盗難、いたずらの不安も付きまといます。

懸念を抱いたDさんが任意保険を見直したところ、一般的な任意保険ではバイクの盗難は車両保険を付帯していても補償対象外になっていることが分かりました。対策を怠って盗難に遭えば、被害はすべて自己負担です。

防犯性の高いシャッター付きガレージやカメラ完備の駐車場は料金が割高で、数も限られています。結局、指定のポールを利用した地球ロック用のチェーンや複数のロック、カバーを購入し、バイク専用の盗難保険にも新たに加入しました。

駐車場代や防犯対策、保険の費用が、住居費とは別の固定費として毎月重くのしかかります。

愛車と暮らす住み替えで事前に確認したい駐車環境

バイクに乗り続けるなら、住み替え前に置き場の有無や料金を確認し、住居費とあわせた総支出で新居を検討するようにしましょう。内見の段階で空き状況や排気量の条件まで確かめておくと、契約後に慌てずに済みます。

盗難保険への加入や複数のロックといった防犯対策も、具体的に整えておくとよいでしょう。

参考:【自動車】車が盗難にあった場合、車両保険で補償されますか?(あいおいニッセイ同和損保)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。


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