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少ないポットで華やかに!【ペンタス×ゴシキトウガラシ】の夏の寄せ植えレシピと長持ちさせる工夫

  • 2026.6.26

少ないポットで華やかに!【ペンタス×ゴシキトウガラシ】の夏の寄せ植えレシピと長持ちさせる工夫

人気の園芸家で「ガーデンセンターさにべる」の店長・間室みどりさんが雑誌『園芸ガイド』に初登場! 酷暑や多湿に負けず、秋まで美しさをキープする“夏を乗り切る寄せ植え”をたっぷり伝授していただきます。間室さんのアイディアをヒントにこの夏、とっておきのひと鉢を作ってみませんか。

監修・寄せ植え
間室みどりさん

東京農業大学で花卉園芸学を専攻。4年間のデンマーク滞在で培った植物への知見と、帰国後に習得したパーソナルカラーの技術を融合させた独自の提案が支持を集める。現在は「ガーデンセンターさにべる」の店長として活躍。メディア出演や執筆を通じ、花のある暮らしを幅広く発信中。

間室流・夏の寄せ植えを成功させる3つの鉄則

厳しい暑さが続く近年の夏。そんな時期でも、間室さん流3つのポイントさえおさえれば、寄せ植えを美しく長く楽しむことができます。

まず一番大切なのが「暑さに強い植物選び」です。アンゲロニアやペンタス、乾燥に強いスーパートレニア(トレニアの中でも特に乾燥に強い品種群)など、丈夫な植物を選びましょう。ここでご紹介する「暑さに強い植物」を参考にしてみてください。

次に「植えつけの工夫」です。水はけのよい土と鉢底石を使い、植物の性質に合わせた根の扱いを心がけましょう。株元の大きな葉をあらかじめ整理して、蒸れを防いで風通しを確保することも大切です。

そして最後に「置き場所と管理」。鉢は直置きせず、台やスツールなどで浮かせて置くことで、空気の流れがよくなり暑さも緩和できます。また、週1回、活力剤を混ぜた水をたっぷり与えるとよいでしょう。寄せ植えの作業は、植物への負担を避けるためにも早朝か夕方の涼しい時間帯に行うのがベストです。

すぐに始められるこの3つをおさえるだけで、夏の寄せ植えの成功率はぐんとアップします。ぜひ試してみてください。

暑さに強い植物

・アンゲロニア ・ペンタス ・サルビア ・コリウス ‘バレッティシリーズ’(日差しにも強い) ・トウガラシ ・スーパートレニア(トレニアの中でも特に乾燥に強い品種群) ・ペチュニア(PWシリーズや強健品種) ・ニチニチソウ ・ジニア ・セロシア ・プレクトランサス(置き場所に気をつける) ・コンロンカ(置き場所に気をつける) ・ウエストリンギア ・アメリカヅタ(半日陰向) ・クランべリー

アンティーク鉢が奏でる大人の色彩

アンティーク調のスクエア鉢に、落ち着いたパープルの配色が美しくマッチ。あえて斜めに植え込むことで、自然な動きと奥行きを演出しました。ペンタスの花が少ない部分には、トウガラシのダークリーフを絡ませるように配置。このモノトーンのコントラストが、洗練された雰囲気を引き立てます。秋にトウガラシの実が色づけば遊び心が加わり、季節の変化も楽しめるひと鉢です。

A:ペンタス ‘プレミアム ベストシリーズ’
B:ゴシキトウガラシ

鉢の大きさ/23cm×23cm、高さ24cm

少ないポットで華やかに! 間室さんの寄せ植えの作り方

前のページで紹介した寄せ植えをの作り方を紹介。鉢底石を多めに敷いて排水性を高める工夫や、活力剤を併用した水やりなど、夏を乗り切るための秘訣も。水やりは、気温が上がる前の朝9時までに行いましょう。

準備するもの

ペンタス ‘プレミアム ベストシリーズ’ ×2、ゴシキトウガラシ

フォーク、スコップ、菜箸、根かき棒、土入れ

鉢(23cm×23cm、高さ24cm)、鉢底石

培養土、赤玉土

作り方

❶培養土に2~3割の赤玉土を入れて、均等になるように混ぜる。赤玉土は水はけがよいだけでなく、水もちもよいので夏の乾燥対策におすすめ。

❷鉢に鉢底から5~6cmほどの鉢底石を入れる。多めに入れることで水はけがよくなる。その上から、 6~7分目を目安
に①の培養土を入れる。

❸肥料と土壌改良材を規定量加え、全体をむらなく混ぜ合わせる。混ぜることで土が落ち着いて沈むため、減った分だけ培養土を補い、高さを調整する。

❹ポットのまま、植える高さを確認。ウオータースペース1cmほどをとれるよう、高さを調整する。

❺ほかのポットも入れて、植えつける位置を確認する。

❻ペンタスはポットを横にした状態でポットから出し、根かき棒を使って根をやさしくくずす。株元の周りの古土やゴミ、枯れた葉や雑草は取り除ききれいにする。鉢に2ポット同時に真ん中より少し後ろに、斜めに植えつける。

❼トウガラシも同様にポットから出し、根鉢を調整して、ペンタスの前に斜めに傾けて植えつける。ペンタスの花の少ない部分にトウガラシの葉を絡めてバランスを整える。

❽株と株の隙間に培養土を入れ、中心部までていねいに行き渡らせる。菜箸などの細い棒をそっと差し込み、小刻みに動かして土をなじませる。土が下がった隙間には、さらに培養土を足す。鉢の外側をたたいて、根と土を密着させる。

❾最後に水を鉢底から流れ出るまでたっぷり与えて、完成。夏の間は週に1回、活力剤を混ぜた水をたっぷり与えるとよい。

SHOP DATA【ガーデンセンターさにべる】

生産直売ならではの新鮮で高品質な花苗がそろう園芸店。店主の間室みどりさん監修のオリジナル培養土など、植物の健康を第一に考えたアイテムが充実。プロの技を学べる寄せ植え教室やハンギングバスケット講座も人気。

住所 埼玉県比企郡吉見町谷口205
Instagram @sunnyvale.garden
YouTube @sunnyvale-gc.8783

撮影/柴田和宣

※この記事は『園芸ガイド』2026年夏号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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