1. トップ
  2. エンタメ
  3. 「NHKすげぇ」「天才的」“歴代No.1”の偉業!【国宝俳優】がひときわ輝いた『至高ドラマ』止まらない“大絶賛”

「NHKすげぇ」「天才的」“歴代No.1”の偉業!【国宝俳優】がひときわ輝いた『至高ドラマ』止まらない“大絶賛”

  • 2026.7.22
undefined
富士フイルム新製品発表 横浜流星(C)SANKEI

長いNHKドラマの歴史の中でも、歴代1位の記録を打ち立てた作品はひと握りです。今回はそんな“驚異の功績を残したNHK作品”をテーマに、5作品をセレクトしました。

第1弾となる今回は、テレビの前だけでなく、スマホやパソコンの画面で最も観られた大河ドラマをご紹介します。江戸のメディア王を描いた物語が、現代のメディアの記録を塗り替えた顛末をたどっていきます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

驚異の功績を残したNHK作品

  • 作品名(放送局):大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)
  • 放送期間:2025年1月5日〜12月14日・全48話
  • 出演:横浜流星(蔦屋重三郎役)、染谷将太(喜多川歌麿役)、橋本愛(てい役)ほか

物語は、明和の大火から1年半後の江戸・吉原から始まります。茶屋で働くかたわら貸本業を営んでいた蔦重が、吉原の場末で暮らす女郎たちの厳しい現実を目の当たりにし、思い悩むところから動き出します。本の力で人を動かし、街を動かしていく。その第一歩が、この場所にあります。

主人公は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物である“蔦重”こと蔦屋重三郎。その波乱万丈の生涯を描く、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマです。

NHKプラス38.6万UB ― 配信で最も観られた『歴代No.1大河ドラマ』

2025年12月14日に最終回を迎えた本作は、放送終了直後の12月23日、NHKの発表によってひとつの称号を手にしました。見逃し配信サービス・NHKプラスでの1回あたりの平均視聴UB(ユニーク・ブラウザ)数が38.6万UBとなり、歴代の大河ドラマで過去最多を記録したのです。

これまでの最多は、前年の大河ドラマ『光る君へ』が持っていた37.9万UB。つまり2年連続での記録更新であり、大河ドラマの視聴の主戦場が、テレビの前から配信の画面へと広がり続けていることを示す数字でもあります。

江戸のメディア産業を切り拓いた男の物語が、現代のインターネット配信で最も観られた大河ドラマになった。この符合こそ、本作の功績を面白く物語っているのではないでしょうか。

蔦重として生きている― 現場が見た横浜流星

本作の中心にいたのは、主演の横浜流星さんです。近年、その快進撃は衰えることを知らず、大ヒット映画『国宝』での名演が記憶に新しい横浜さん、本作では吉原の貸本屋から江戸一番の版元へと駆け上がる蔦重を1年間演じ切りました。

その演技について、演出チームを率いた大原拓さんは、「シネマトゥデイ」のインタビューで放送期間中にこう明かしています。

役を生きるという言葉がありますが、そういうレベルではなく、本当に蔦重なんです…横浜流星という俳優は白いキャンバスなんです出典:『「べらぼう」横浜流星の凄さとは?チーフ演出・大原拓が前半戦を総括』シネマトゥデイ(2025年4月27日配信)

演出家から見ても、演じているのではなく蔦重として生きている。役者をキャンバスにたとえる言葉からは、どんな色にも染まれる俳優への信頼がにじみます。

この言葉が出たのは、前半戦を走り終えた時点での総括でした。数か月間、毎週の放送で積み上がった実感のこもった評価だからこそ、配信の記録という結果ともまっすぐつながって見えます。

SNSには「天才的」「とんでもない逸材」という横浜さんへの称賛の声や、「大傑作」「最高です」「NHKすげぇ」など称賛の声が数多く寄せられ、その声は今なお続いています。

作品の評価は、賞のかたちでも残っています。第126回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、本作から森下佳子さんが脚本賞を、染谷将太さんが助演男優賞を受賞しました。配信の記録と、視聴者の声と、賞。三方向からの評価がそろった大河ドラマは、そう多くありません。

面白いものを作れば、人は集まる。蔦重が江戸で証明したことを、この大河ドラマ自身が300年後の配信サービスで再現してみせました。38.6万UBという数字は、単なる記録ではなく、物語の主題がそのまま現実になったように感じられます。


※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる

注目コンテンツ