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「お兄ちゃんだから我慢しなさい」を言わなかったら →『最高の親子関係』が築けた話

  • 2026.6.25

これは、私が親から受け継いだ「立場で縛らない子育て」を我が子に実践した実体験です。

画像: ftnews.jp
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自分が親から言われたことのない「あの言葉」

私は親から、「お姉ちゃんだから我慢しなさい」や「上の子なんだからしっかりしなさい」といった、生まれ持った立場を理由にして叱られた記憶がありません。

長女長男で育った両親は自身の経験から、いつも私たちを「一人の人間」として対等に扱い、それぞれの気持ちを尊重して育ててくれました。

自分が親になり、複数の子供を育てる立場になったとき、私はこの親のやり方がいかに難しく、そして素晴らしいものであったかに気がつきました。

下の子が泣けば、つい上の子に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)でしょ、譲ってあげて」と言いたくなる瞬間は山ほどあります。しかし、私は自分が親から受け継いだ「立場で縛らない子育て」を、我が子たちにも実践しようと心に決めたのです。

「お兄ちゃんだから」を封印した子育て

私は、上の子だからといって理不尽に我慢させることは絶対にしませんでした。

喧嘩をした時も、「上の子だから我慢するべき」「下の子だから許される」という基準は持たず、なぜそうなったのか、それぞれがどう感じているのかをフラットに聞き、個性を尊重するように努めました。

「お兄ちゃん」という役割を押し付けないことは、親としては少し手間と忍耐が必要なこともありましたが、決してその方針を曲げることはしませんでした。

自分の気持ちを素直に伝えてくれる最高の関係へ

その結果、子供たちには素晴らしい変化がありました。

上の子が、下の子に対して「自分ばかり我慢させられている」という不満や嫉妬を抱くことがないため、自然と弟や妹に優しくなり、きょうだいの仲がとても良く育ったのです。

さらに嬉しかったのは、立場で縛られずに育ったことで、子供たちが自分の気持ちや意見を我慢せずに「私はこう思う」「僕はこれが嫌だった」と素直に伝えてくれるようになったことです。

親から受け継いだ「一人の人間として対等に接する」という子育て。それが結果として、きょうだいの絆と親子の深い信頼関係を築いてくれたのだと実感しています。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年05月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藤野ゆうこ
2度の離婚を経て、シングルマザーとして介護職の管理者を務める現役会社員。現場で触れてきた数多くの家族の人生模様や、自身の波乱万丈な実体験をベースに、読者が同じ苦労をしないための教訓を込めたコラムを執筆。現在は介護現場や周囲への取材を通じ、嫁姑・夫婦関係・ママ友など、複雑な人間関係のトラブル解決に繋がる情報を発信中。

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