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「里帰り出産」を捨てた私の決断。あえて「頼らない出産」が、ちょうどいい親子関係でいられたワケ

  • 2026.6.10

「里帰り=正解」とは限らない。母と衝突ばかりだった友人が選んだ、自分の心を守るためにした選択は、「頼らない」出産でした。物理的な距離を置くことで手に入れた、母との「穏やかな時間」とは? 友人が体験談を語ってくれました。

画像: ftnews.jp
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あえて「里帰りしない」と決めた私

私は息子を出産しましたが、里帰り出産はしませんでした。

夫や母の心配を押し切り、断固として実家には帰らない。そう決めていたのです。

近すぎると、辛くなる

私の実家は今の家から3時間ほど離れたところにあります。

今住んでいる家とは全く勝手も違うし、車が必須の実家。私は車の免許は持っていましたが、ペーパードライバーだったので、運転は母に頼るしかありません。

高校を卒業すると同時に家を出た私にとって、「母との適度な距離感は大切」というのは、身を持って感じていました。

実家にいるときは、一人娘の私と母は衝突ばかり。毎日のように言い合いをし、話し合っても平行線。

周りの友人たちが当たり前に里帰り出産を選ぶなか、私は今の住まいでの出産を決めたのです。

夫は「仕事は休めないけど大丈夫?」と心配しました。でも、母の顔色を伺いながら手伝ってもらうより、夫に頼る方がずっと心が軽かったのです。

守られた私の心

予定通り、私は家の近所の病院で出産。

たまに母が手伝いに来てくれることもありましたが、そこは「私の家」。

自分の城であるこの家では、母はあくまで『ゲスト』。適度な緊張感があるからこそ、お互い土足で踏み込まずに済んだのです。かつてのような激しい言い争いは起きませんでした。

仲睦まじい親子に憧れたこともありましたが、私にとっては、この「物理的な距離」が、お互いの尊重を守るために必要なこと。

親子の正解は、べったり寄り添うことだけではありません。大切なのは、自分が心穏やかに過ごせる環境を選ぶこと。

その選択が結果として、母との穏やかな関係を守ることにも繋がったのだと、出産を通じて強く実感しています。

【体験者:30代・女性・パート、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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