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息子はいつも教室の隅で一人きり。「社会性が育たない」焦って集団の輪に押し込もうとした私。すると先生が

  • 2026.6.25

<筆者の体験>一人で塗り絵に熱中する息子について「みんなと一緒に遊ばせなければ」と焦るあまり、息子に無理な働きかけを続けてしまい……?

画像: ftnews.jp
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うちの息子、みんなと遊ばないの……

幼稚園のお迎え時間、クラスのみんながままごとやブロック遊びで賑やかに笑い合う中、息子はいつも教室の隅のテーブルで一人、静かに塗り絵に熱中していました。最初は「今日だけかな」と思っていたものの、それが毎日のように続くと、さすがに気になり始めました。

焦って働きかけるも、逆効果?

「このままでは社会性が育たないのでは」と焦った私は、何度も「お友達と遊んでおいで」と声をかけ、休日にはクラスメイトを家に招こうとしていました。しかしお友達に「今日はブロックで遊びたいから」と断られると、小さく肩をすくめて黙り込んでしまう息子。その姿がどうにも切なく、無理に促すことが逆効果なのではと悩む日々が続きました。

先生の一言で、肩の力が抜けた

そんなある日、担任の先生と話す機会があり、「無理に集団へ入れようとせず、本人が安心して過ごせることを一番に考えましょう」と静かに背中を押してもらいました。その言葉を聞いた瞬間、ずっと張り詰めていた気持ちがふっとほぐれていくのを感じました。

息子なりの"こだわり"と"つながり"

帰り道、改めて息子の塗り絵をじっくり見てみると、グラデーションを意識したり、同じ色を重ねて濃淡をつけたりと、実に丁寧に工夫を凝らしていました。「きれいに塗れてるね」と声をかけると、息子は少し自慢げに「ここは春のお花が咲く色にしたんだ」と教えてくれました。その豊かな発想と集中力に、思わず胸が熱くなりました。また別の日には、同じく一人で遊んでいた子と自然に隣り合い、二人で枝を使って地面に絵を描き、声をほとんど交わさないままくすくす笑い合っていました。息子なりのペースや、息子らしい友だち付き合いの形がちゃんとあると気づいた瞬間でした。

子どもの成長に「正解」はない

「みんなと同じでなくていい」。苦手なことを無理に克服させようとするのではなく、息子の得意なことや好きなことを認めて応援していこう。そう心から思えた、親として大切なことを教えてもらえた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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