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「ほら、おばあちゃんが笑ってる」生後半年の我が子を亡き祖母の名で呼ぶ義両親。価値観の違いに連絡を取るのをやめた

  • 2026.6.23

生まれ変わりという言葉

妊娠が分かってすぐ、夫の実家から一本の電話が入りました。

「お腹の子はね、亡くなったおばあちゃんの生まれ変わりなんだって」

義母の声は、どこか興奮していました。

義両親が長く頼っているお寺の住職から、そう告げられたのだといいます。

夫の祖母が亡くなった時期と、私の妊娠が分かった時期がたまたま近かった。ただそれだけのことでした。

「偶然ですよね」とやんわり返した私に、義母はきっぱり言いました。

「偶然じゃないの。帰ってきてくれたのよ」

その確信めいた口ぶりに、背筋がうすら寒くなりました。お腹の子は、私と夫の子です。誰かの代わりに生まれてくるわけではありません。

別の名前で呼ばれる我が子

子どもが生まれてからも、義両親のその思い込みは消えませんでした。むしろ強くなっていったのです。

生後半年の娘を抱いた義父が、目を細めてこう言いました。

「ほら、おばあちゃんが笑ってる」

義父が呼んだのは、娘の名前ではありませんでした。

亡くなった祖母の名前だったのです。

「あの、この子の名前は……」

言いかけた私を遮るように、義母も笑顔で覗き込みました。

「いいのよ、おばあちゃんが戻ってきたんだから」

娘はただ、大人があやしてくれるのが嬉しくて笑っているだけです。

言葉もまだ分かりません。それなのに二人は、別の人の名を呼んでは「おばあちゃんが喜んでる」と楽しそうにしていました。

我が子が、我が子として見てもらえていない。その薄気味悪さに、私は娘を抱き取る手に力がこもりました。

帰りの車の中で、夫にこぼしました。

「あの子、別の名前で呼ばれてたよ」

夫は困った顔で「悪気はないんだよ」と言うだけでした。悪気がないのは分かっています。だからこそ、何も言い返せませんでした。

距離を置くという答え

その後も、会うたびに同じことが続きました。娘を抱けば祖母の名を呼び、笑えば「おばあちゃんが」と口にする。やめてほしいと伝えても、義両親には届きませんでした。

「この子はこの子です」

そう言った私に、義母はきょとんとした顔をしました。何がいけないのか、本当に分かっていないようでした。

今、私は義実家とほとんど連絡を取っていません。極力関わらないようにして、娘と向き合う毎日です。

娘は娘として、ちゃんと名前を呼んであげたい。ただそれだけの願いが、あの家では叶わなかったのでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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