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「そうなの?俺は知らないよ」転倒した祖母を居間から見ているだけ叔父。無関心でいる姿に感じた苛立ち

  • 2026.6.22

離婚後に転がり込んだ叔父との同居

数年前まで、祖母は母の弟である叔父と二人で暮らしていた。叔父は離婚をきっかけに祖母の家へ転がり込んだ形で、生活費を入れることもなく、暮らしはすっかり祖母に頼りきりだった。

それでも同居が始まったばかりの頃は、病院の送り迎えをしたり、親戚の集まりにも顔を出したりしていた。

「最近どう、ちゃんとやってる?」

たまに様子をうかがう私に、祖母は穏やかに笑っていた。だから私も妹も、そこまで心配はしていなかった。

ところが時間が経つにつれ、二人の関係は少しずつぎくしゃくしていった。祖母が寒がってもエアコンをつけさせない。注意しても聞く耳を持たない。電話の向こうの祖母の声から、だんだん元気が消えていくのが分かった。

転倒した祖母を放って、居間でぼんやり

そんなある夜、祖母から妹のところへ電話が入った。

家のなかで転んで動けなくなった、助けてほしい、という声だった。

妹は慌てて車を飛ばし、祖母の家へ駆けつけた。玄関の鍵は開いていて、廊下の先で祖母がうずくまっていた。

そして同じ家のなかで、叔父は居間のソファに座ったまま、テレビの方をぼんやり眺めていたという。

「おばあちゃんが倒れてるのに、何で座ってるの!」

妹が声を張り上げても、叔父は振り返ろうともしなかった。

「そうなの?俺は知らないよ」

低い声でそれだけ返すと、また前を向いてしまった。妹は何を言っても反応が返ってこないことに恐ろしくなり、震える手で救急車を呼んだ。運ばれた祖母は足の骨が折れていて、そのまま入院することになった。

手続きの何ひとつ手伝わない、その目

祖母の入院は一か月に及んだ。退院しても一人での生活は難しく、最終的に施設へ入ることになった。その間、救急のときも、入院中の付き添いも、施設の入居手続きも、同じ家に住む叔父は本当に何ひとつ手を貸そうとしなかった。

書類のことで連絡しても、ただ黙っている。

「少しは手伝ってくれてもいいでしょう」

そう頼んでも、叔父は何も言わず、ぼーっとした目をして虚空を見ているだけだった。長年連れ添った身内に対して、どうしてここまで無関心でいられるのか。

私には今でも分からない。祖母は施設で落ち着き、穏やかに過ごせるようになった。それだけが救いだ。けれど叔父とは最低限の連絡しか取らなくなった今も、あのとき向けられた目の冷たさだけは、胸の奥に割り切れないまま残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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