1. トップ
  2. 【一生もの名品ジュエリー図鑑】プロが人気ブランドで最初に選ぶ15のアイコン

【一生もの名品ジュエリー図鑑】プロが人気ブランドで最初に選ぶ15のアイコン

  • 2026.6.19
Hearst Owned

流行に左右されず、10年後、20年後の自分にも自信をくれる名門ブランドのジュエリー。数多く買うことは難しいからこそ賢く投資し、タイムレスでアレンジしやすい逸品を選びたい。今回は、お買い物への論理的な思考力と深い審美眼を持つpepperさんが、スタイルを確立した大人のための名品をセレクト。

pepper

都内で働く40代の会社員で、2人の男の子の母。インスタグラムに綴る、懐かしのフレーズとユーモアを交えたファッションへの愛に多数のファンを抱える。ジュエリー選びの虎の巻が詰まった著書『わたしのジュエリー365日』が発売中。


Yona Hillat © Cartier

カルティエ |“トリニティ”イヤリング

「24時間365日使える」

自分で見ることはできないけれど、周囲からはよく見えるピアスは、顔と同じだ。セルフイメージを作るアイテムだから妥協せずに選びたい。

1924年に誕生した“トリニティ”は、「カルティエ」のアイコニックなコレクションでありながら、日常のあらゆるシーンに寄り添い、3色のゴールドがどんな人の肌にも美しく映える名品だ。

先日、前を歩く女性がすてきなピアスを着けていたのでそっと盗み見ると“トリニティ”だった。3本のリングが重なり合う唯一無二のシルエットは、着ける人の内面の豊かさまで想像させる。誰かの耳元で輝く“トリニティ”が、憧れのバトンをつないでいく。100年愛されてきたアイコンは、次の100年も愛されているだろう。

ピアス(18KYG、PG、WG)¥627,000/カルティエ

Hearst Owned

ヴァン クリーフ&アーペル | “ゾディアック メダル”

「自分だけの特別感」

無数の星から星座を生み出した古代の人々の想像力には感服する。星を線で結んだ星座も「ヴァン クリーフ&アーペル」の創造性、卓越性にかかれば、詩情あふれる優美なメダルになる。

柔らかい光沢をたたえたゴールドのメダルに浮かび上がる繊細なレリーフは、サヴォアフェールの結晶だ。70センチのチェーンで長めに着ければ視界に入って気持ちが上がるうえに、上半身に大三角形ができて、視覚効果でスタイルアップも可能だ。

自分の星座はもちろん、家族や推しまで範囲を広げて心惹かれるモチーフを選び抜き、胸元に自分だけの物語を描きたい。

ペンダントトップ(18KYG)¥ 462,000 チェーン70cm(18KYG)¥ 299,200/共にヴァン クリーフ&アーペル

Hearst Owned

ブシュロン |“キャトル ホワイト” リング スモール

「白の威力は絶大」

「ブシュロン」を知ったのは2004年にキャトルコレクションが発売されたときだった。メゾンに継承される4つのコードを多色のゴールドとブラウンPVDという大胆な組み合わせで表現したリングは、もはや発明だ。

豊富なカラーバリエーションからホワイトをおすすめしたい。白目や歯、爪の先端など全身で見ればごく小さな面積の白は、はつらつとした印象を生み出す。年齢とともにくすんだり黄ばんでくるけれど、自前がダメなら外付けでいい。

セラミックの硬質でクリーンな白は、不都合な事実をなかったことにしてくれるだろう。他のジュエリーと合わせやすいスモールを選べば、365日キャトルホワイトの力を借りられる。


リング(18KYG、WG、PG、ホワイトセラミック)¥726,000(予定価格)/ブシュロン

Hearst Owned

ティファニー |“ティファニー ハードウェア ミディアム リンク”ピアス

「自分をエンパワーしてくれる」

「揺れるピアスは男性の視線を集める効果がある」と聞いて、ぶらさがるタイプばかり着けていた時期があったが、効果のほどはわからなかった。ゴールドのリンクが揺れる“ティファニー ハードウェア”のピアスは、他人の目を意識するよりも自分のために着けるのが似合う。

「ティファニー」のアーカイブにあるブレスレットに着想を得た“ティファニー ハードウェア”は、大胆なデザインでマンハッタンの自由な精神をたたえ、愛の強さを表現している。

パワフルな存在感を放つゲージリンクが耳元でしなやかに揺れる様子は、「柔よく剛を制す」という言葉を連想させる。動きに合わせてシャラシャラと鳴る音が、私をエンパワーしてくれる。


ピアス(18KYG)¥610,500/ティファニー


Hearst Owned

ハリー・ウィンストン |“リリークラスター・ミニ・ペンダント”

「自然体の美しさ」

中高6年間を過ごした校舎には、いつも甘い香りが漂っている場所があった。卒業後、それがユリの花の香りだったことを知った。

スッと伸びた茎に大輪の花を咲かす様子は、自然体だけど意思のある女性を思わせる。ユリをモチーフにしたジュエリーと言えば、「ハリー・ウィンストン」の“リリークラスター”だ。ユリの花びらが織りなす流麗なラインを構築的に捉えたデザインは、自然のエレガンスをモダンに表現している。

とびきり上質なダイヤモンドのペンダントを普段着に着けて、風に揺れるユリの花のように凛としていられたらと夢想する。


ペンダント(PT、ダイヤモンド)¥858,000/ハリー・ウィンストン

Hearst Owned

グラフ|ラウンド ダイヤモンド エタニティリング

「ダイヤモンドは親友」

「もしゼロからジュエリーを買うとしたら?」と想像しながら眠りにつくのが好きだ。だいたいひとつめのアイテムで意識が飛ぶので、妄想ジュエリーボックスはなかなか埋まらない。

ただ、最初に手に入れるのはダイヤモンドのエタニティリングと決めている。単品でも重ねてもいい細身のタイプで、装飾を排したタイムレスな一本。

ダイヤモンドのクオリティにこだわりたいから、「グラフ」で決まりだ。極上のダイヤモンドに技と情熱を注ぎ込んできた「グラフ」のジュエリーは、一見シンプルでありながら完璧なバランスとプロポーションを備えている。ふと目に入った手にキラキラと輝くダイヤモンドがある。それだけで自然と口角が上がり、きっと大丈夫だと顔を上げる。

リング(18KWG、ダイヤモンド)¥734,200/グラフ


Hearst Owned

ブルガリ |“セルペンティ ヴァイパー” ピアス

「媚びない女性像」

これまで動物を飼ったことがない。SNSに流れてくる犬や猫を眺めていつかは……と思いつつ、自分以外の命に責任を持てる自信がない。だけど、動物をモチーフにしたジュエリーならどうだろう。

「ブルガリ」の“セルペンティ”は、 神話に登場する蛇の力強く進化し続ける性質を表現したアイコニックなコレクション。しなやかなシェイプと幾何学的な美しさが融合するデザインは、どんなシーンでも自信を持って着けられるタイムレスな美しさがある。

両耳につややかなホワイトゴールドとダイヤモンドを光らせて前へ進もう。

ピアス(18KWG、ダイヤモンド)¥880,000/ブルガリ


Hearst Owned

ショーメ |“ビー ドゥ ショーメ” イヤーカフ

「モードなカンバセーションピース」

職業欄に「会社員」と書くたびに、つくづく天職だと思う。チームで協力してゴールを目指すのが性に合っているのだろう。だから、社会性昆虫であるハチには、強いシンパシーを感じてしまう。

“ビー ドゥ ショーメ”は、ミツバチの巣のようにハニカムモチーフが無限に続く、幾何学的でモダンなクリエイションだ。高度なクラフツマンシップでシームレスに仕上げたイヤカフは、横顔を明るく照らし、その輝きと存在感で会話のきっかけになること間違いない。

コミュニケーションを活性化させてくれるジュエリーは、働く女性のエレガントな武装だ。


イヤーカフ(18KPG、ダイヤモンド)¥498,300/ショーメ

Hearst Owned

シャネル |“ココ クラッシュ” リング ラージ

「ココ シャネルのエスプリ」

「とにかくシャネルのものが欲しい」という衝動に駆られることがある。その根底にあるのは、現代女性のスタイルを切り拓いたガブリエル シャネルへの憧憬(しょうけい)だ。

馬の飼育係が着ていたジャケットにヒントを得て、キルティングのステッチを配したアイコニックなバッグを生み出した「シャネル」。そのバッグにインスピレーションを得て生まれた“ココ クラッシュ”は、アイデアを形にするというスピリットを体現している。

決断を恐れないアバンギャルドな精神を見習って、大胆なボリュームのラージモデルを選ぼう。彼女が愛したベージュゴールドの輝きを指先に感じて、圧倒的な「シャネル」のアリュールをまといたい。


リング(18Kベージュゴールド)¥792,000/シャネル

Hearst Owned

ショパール|“ハッピーハート”ブレスレット

「かわいいは永遠」

かつてJKだった私たちのすべての価値基準は「かわいい」だった。大人になったいま、「かわいい」の使用回数は減り、価値観もグッと成熟した。

「ショパール」の“ハッピーハート”を見たとき、幸せに満ちたムードに胸がときめいた。ハートとダンシングダイヤモンドというメゾンのシンボルを組み合わせたコレクションは、ゴールドで縁取られたグラフィカルなハートと、自由気ままに動くダイヤモンドが甘すぎない、大人のためのモチーフジュエリーだ。

ハートなんて気恥ずかしいという気持ちを追い越して、この愛にあふれるジュエリーを身に着けてみたいと思う。やっぱり、かわいいは正義だ。


ブレスレット(18KエシカルRG、ダイヤモンド、オニキス)¥649,000/ショパール

Hearst Owned

ディオール |“マイ ディオール”リング

「繊細さと大胆さ」

私立の学校に通う小学生が、夏の制服に麦わら帽子をかぶっているとうれしくなる。安価で機能的な化学繊維があふれる現代において、その季節を快適に過ごすための天然素材を身に着けることは豊かだ。

“マイ ディオール”のリングを見たとき、同じようにうれしくなった。絡み合うゴールドの糸を編み込んだ麦わらのような繊細なメッシュで、アイコニックなカナージュを描き出したデザインは、エレガントでありながら風が吹き抜けるような軽やかさがある。

麦わら帽子は夏の風物詩だが、このリングに衣替えはいらない。春夏秋冬、いつでもゴールドのきらめきを肌にまとえるのは、大人ならではのぜいたくだ。

リング(18KYG、WG)¥600,000/ディオール ファイン ジュエリー

Hearst Owned

ポメラート |“ヌード” リング

「大人の余裕と遊び心」

アイスクリームショップは、選択の連続だ。フレーバー、サイズ、カップかコーンか。好きなものを自由に選ぶワクワク感は、「ポメラート」の“ヌード”にも通じる。

有機的な光を放つ不規則なカット、石が肌の上に浮いているように見える高度なセッティングによって唯一無二の存在感を示す“ヌード”は、「ポメラート」の既成概念にとらわれないエスプリを象徴している。

鮮やかなジェムストーンを思いのままに組み合わせてスタッキングすることで、自分だけのスタイルをつくることができる。好きな色をお守りのように着けたり、2個3個と大胆に重ねたり、プレイフルなトッピングを楽しみたい。

リング(18KRG、18KWG、プラシオライト)¥396,000/ポメラート


Hearst Owned

レポシ |“アンティフェール”4連リング

「さりげない個性」

店頭に並んでいるときは目立たないのに、着てみると驚くほど身体を美しく見せてくれる服がある。「レポシ」のジュエリーには、そんな力がある。

とがったリングが4本連なるアンティフェールの構築的なフォルムは、個性的ながら奇抜さはなくタイムレスなたたずまいだ。肌なじみのいいピンクゴールドのまろやかな輝きは、手を美しく整えてくれる。

横から見るとたがいちがいに並んだピークがネコの耳に見えてきて、指の上の多頭飼いに笑みがこぼれる。

リング(18KPG)¥592,900/レポシ

Hearst Owned

フレッド |“フォース10ブレスレット”ミディアムモデル

「太陽の光が似合う」

屋外のレジャーとジュエリーの相性はいまいちだ。以前訪れた葉山では明るい日差しと澄んだ空気の中、いつものジュエリーが浮いているようで居心地が悪かった。もしもあのとき、“フォース10ブレスレット”があれば自信を持って楽しめたはずだ。

セーリングの世界からインスパイアされ誕生した“フォース10ブレスレット”は、ステンレススチールとゴールドという異素材を大胆に組み合わせた、メゾンを代表するコレクション。「太陽のようなジュエラー」と称される「フレッド」らしく、空の下が似合う貴重なジュエリーだ。

すべてのパーツをカスタマイズして、パーソナルな一本が作れるので、どんな場所にいても、このブレスレットが自分らしさのハブになってくれる。

ブレスレット(18KWG、ダイヤモンド)¥502,590/フレッド

Hearst Owned

タサキ |“デインジャー シグネチャー リング”

「多面性を表現」

「見たままの性格だね」と言われるのはおもしろくないけれど、「見た目と中身が全然違うね」と言われるのも納得がいかない。他人が抱く印象をコントロールするのは難しいから、自分の感性を投影できるジュエリーを身に着けることで、どんな人間かを表現したい。

「タサキ」のアイコンシリーズのひとつである“danger(デインジャー)”は、妖艶な危うさと野生の美を宿すジュエリーコレクション。食虫植物からインスパイアされたという、清楚(せいそ)なパールからメタルのトゲが飛び出す独創的なデザインは、多面性を表現するのにぴったりだ。クールなホワイトゴールドを選んで、パールとの対比を楽しみたい。

リング(18KWG、あこや真珠)¥532,400/タサキ

Rolex

【コラム】pepperさんが選ぶ、40歳までに手に入れたい名品

photo: SIO YOSHIDA

あわせて読みたい

Hearst Owned

あわせて読みたい

元記事で読む
の記事をもっとみる