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「もうギャンブルはやめる」→「借金が200万ある」と最悪な告白をした夫。だが、ご祝儀袋を見ると更なる事実が

  • 2026.6.18

消えた貯金120万

妊娠が分かって、お腹の子のために少しずつ貯めてきたお金だった。だから通帳の残高を見たとき、目を疑った。

夫婦の貯金120万が、ほとんど消えていた。

「ねえ、このお金どうしたの」

「……ちょっと、勝負に使った」

夫は声を絞り出すと、床に手をつかんばかりに頭を下げた。

「もうギャンブルはやめる」

やめてくれるなら。お腹の子のためにも、私はその言葉を信じることにした。

けれど数週間後、ポストに消費者金融からの封筒が届いた。問い詰めると、夫はようやく白状した。

「借金が200万ある」

「やめるって言ったよね。その口で、なんでまた借りてるの」

夫は答えなかった。嫌な予感が、背中を冷たく這い上がってきた。

ご祝儀袋の中身

私はクローゼットの奥にしまった、出産祝いのご祝儀袋を引っ張り出した。

中を確かめて、手が止まった。

合計12万円。生まれてくる子へのお祝いまで、綺麗に抜き取られていた。

「この子へのお金にまで、手をつけたの」

「すぐ返すつもりだったんだ」

「すぐって、いつ。120万のときも、そう言ったよね」

「今度こそ、本当に……」

「その『今度こそ』を、私はもう何回聞いたと思う」

夫は、うつむいたまま黙り込んだ。

その夜、私は泣き崩れなかった。涙より先に、やるべきことが頭に浮かんでいた。

通帳の履歴、借金の証書、空になったご祝儀袋。すべてをスマホで撮影し、日付ごとに整理した。

そして、自分の実家と義実家に、撮った写真をそのまま送った。脚色も、感情もいらない。事実だけを、ありのまま共有した。

翌日、義父から電話が来た。

「これは、庇えん。息子が間違っとる」

義母も「あなたとお腹の子を守って」と、私の側に立ってくれた。

守ると決めた朝

私は、別居を決めた。子どもと自分の暮らしを守るための決断だった。

給与の振込先を自分名義の口座に変え、家計を夫から完全に切り離した。お金の管理を、もう一度自分の手に取り戻したのだ。

数日後、夫が頭を下げにやってきた。

「やり直したい。もう一度チャンスをくれ」

「話は、返してから。120万も、200万も、この子の12万も。全部返してくれたら、その時に聞く」

「そんな、急に全部なんて」

「急じゃないよ。あなたが使ったお金を、戻すだけ」

夫は何か言いかけて、口をつぐんだ。「やめる」と軽く言っていた人が、今は私の言葉ひとつに、うろたえて立ち尽くしている。

お金は、まだ戻っていない。それでも、私は大丈夫だと思えた。守るべきものを守れた朝の私は、もう、泣くだけの妻ではなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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