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「あなたの趣味は無駄遣いなのよ!」と小遣いを1万円減額した妻。数日後、クローゼットから出た新作ブランドバッグの正体

  • 2026.6.19

削られた一万円

我が家は家計を妻が一元管理し、私は決まった小遣いでやりくりしていた。数万円のガジェットを相談すれば、返ってくる言葉はいつも同じだった。

「あなたの趣味は無駄遣いなのよ!」

ランチ代のレシートまでチェックされ、数百円の差し引きを問われる。一方で妻の服や化粧品は、当然のように家計から落ちていく。

「それは必要経費なの。生活に要るものでしょ」

「俺のガジェットは趣味で、君の買い物は経費なんだ?」

「当たり前でしょ。比べるものが違うの」

その線引きには、いつも納得できないものがあった。そんなある月、妻が深刻な顔で切り出した。

「家計がピンチだから、今月の小遣い、一万円減らすね」

家計が苦しいなら仕方ない。そう思って受け入れた数日後だった。何気なく寝室のクローゼットを開けると、奥に見慣れない大きな紙袋が押し込まれていた。

取り出してみる。高級ブランドの、新作バッグ。値札はまだ付いたままで、桁を見て思わず息をのんだ。

並べた明細

感情的になっても勝てない相手だ。私は黙って、家計簿アプリとカード明細を一行ずつ照合した。

「食費」「日用品費」の名目で、何度かに分けて電子マネーへチャージされた記録があった。日付を追うと、減額を切り出す前後に集中している。金額を足すと、ちょうどあのバッグの値段になった。

感情をぶつけても、はぐらかされて終わるだけだ。だから私は、反論できない形で並べることにした。

週末の夜、私はテーブルに明細とバッグを置き、静かに切り出した。

「今月、家計がピンチだった本当の理由、教えてくれる?」

妻の顔から、さっと血の気が引いた。

「それは……えっと、食費に消えただけで」

口を開きかけて、明細の数字に目を落とし、言葉が続かない。

「日用品で電子マネーにチャージして、そのお金でバッグ買ったよね」

「ちが……買ったのは、前から欲しくて」

「小遣いを減らされた俺の前で、同じ言い訳できる?」

妻はうつむき、それきり黙り込んだ。やがて、絞り出すように頭を下げた。

「……ごめんなさい。私が、間違ってた」

逆転した立場

バッグはフリマアプリで売り、戻ったお金は家計に補填した。そしてもう一つ、決めたことがある。

「これからは、あなたの支出も全部見せて。お互い様にしよう」

妻のほうから、そう申し出てきた。自分の買い物だけは秘密にしていた人が、今は私にレシートを差し出してくる。

「これ、今日の分。一応、見ておいて」

あれだけ私のランチ代を責めていた口で、今は自分の出費を先に報告してくる。チェックする側とされる側。立場は、すっかり入れ替わっていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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