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アンドルー元王子と娘たちに批判殺到! 豪邸を巡る“不透明マネー”に英国民が激怒する理由【ピーチズのOM(F)G!】

  • 2026.6.15
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不祥事を起こし続けた挙句に兄であるチャールズ3世国王から王子などの称号を剥奪されたアンドルー・マウントバッテン=ウィンザー。貿易特使として活動していた時期に公務上の機密を漏洩した容疑で逮捕され、身辺調査が行われているアンドルー元王子に新たな不正疑惑が浮上している。人気長寿連載セレブウォッチャーPeachesが分析。

※ポンド円、ユーロ円表記は2026年6月15日現在の通貨レートで算出。

Ming Yeung / Getty Images

非公開の賃料収入が暴かれる

不正とは、アンドルー元王子がかつて住んでいたロイヤル・ロッジにまつわるもの。2月に元王子が逮捕された後、警察は彼の住居だったロイヤル・ロッジを家宅捜索していた。国王から退去を命じられ、転居予定だったものの、元王子の持ち物のほとんどがロイヤル・ロッジに残されていたからだ。その時には明らかにならなかったものの、イギリスの会計検査院がその後に行った調査によって、元王子が王室財産管理局から借りていたロイヤル・ロッジ敷地内のコテージ3棟を転貸し、非公開の賃料収入を得ていたということがわかったのだ。

Leon Neal / Getty Images

会計検査院が行ったのは、王室の住居事情と王族や王室関係者全員の住居に対して、イギリスの納税者がどれだけの費用を負担しているかの調査だ。

まず明らかになったのは、アンドルー元王子によるイギリス国民への裏切り行為だ。2002年に母親である故エリザベス女王から居住権を譲られ、2003年からロイヤル・ロッジに住み始めた元王子と元妻セーラ・ファーガソンは名目上の賃料を支払うのみの契約となっていた。賃貸契約をした際に750万ポンド(約16億円)の修繕費を支払ったのが理由で、支払っていた名目上の賃料は限りなく0ポンドに近かった。王室の土地建物に住む王族は賃料をクラウン・エステートに支払い、同エステートは利益をイギリス財務省に収めることになっている。つまり元王子は、本来ならばイギリス国民に渡るはずの利益を、ほぼゼロカウントしていたのだ。

SOPA Images / Getty Images

せこすぎる本性が明らかに

元王子のロイヤル・ロッジ賃貸契約は今年の10月まで有効で、もしもジェフリー・エプスタインとの関係やそこから芋づる式になった違法行為疑惑が明らかにならなければ、さらに延長される可能性大だった。そして実はロイヤル・ロッジというのは1軒の建物ではない。メインハウスに加えて、周囲に分散する8つの物件から成る王室所有の土地建物だ。アンドルー元王子は、8軒のうち3つのコテージを転貸していて、本来ならばクラウン・エステートに収めなくてはならない賃貸収入をちゃっかり自身の懐に納めていたというわけだ。せこい、せこすぎる。

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コテージの転貸においてもアンドルー元王子はイギリス国民に還元されるべき利益を横取りしたことになる。王室関係者によると元王子からコテージを借りていたのは、王室運営に関わる職員や退職した職員であり、家賃はさほど高額ではないとのこと。しかし微々たる金額であろうがなかろうが、元王子がイギリス国民に収めるべきお金を自分のものにしていたのは事実だ。

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ほかに賃貸していた不動産も

アンドルー元王子の賃貸契約を調査した会計検査院の報告によると、元王子はロイヤル・ロッジに加えて、そこから約8キロ離れたイースト・ロッジを年間13,000ポンド(約280万円)の賃料で借りていたことも明らかになっている。1998年に賃貸契約を結んだ際は自身の住居としていたが、ロイヤル・ロッジに転居後はロイヤル・ロッジで働く従業員の寮として使用。7年ごとに契約更新していたが、ロイヤル・ロッジから追い出されることが決定するのとほぼ同時に賃貸契約を解除されたとのこと。

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娘たちも家賃を負担していないことが明らかに

会計検査院はまたヨーク家のふたりのプリンセスの賃貸状況も明らかにしている。ケンジントン宮殿複合施設内にあるアイビー・コテージを借りているユージェニー王女も、セント・ジェームズ宮殿のアパートを借りているベアトリス王女も1ペニー(約1.6円)たりとも賃料を支払ってないことが報告されていたのだ。ベアトリス王女の4ベッドルームのアパートの家賃は年間2万ポンド(約430万円)で、ランカスター公領を間に置く形で叔父のチャールズ3世国王が全額支払っているというから驚く。ユージェニー王女が借りているアイビー・コテージも同じくチャールズ3世国王が家賃を負担している。

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娘たちの家賃はチャールズ国王が負担

ちなみにベアトリス王女が借りているアイビー・コテージの近辺は、ロンドンでも家賃が高いことで有名。4ベッドルームのアパートを借りた場合、平均家賃は月額4万2000ポンド(約900万円)。国王が支払っている額では半月しか暮らせないわけで、こちらも王室所有の物件を破格値で貸し出しているというわけだ。そもそも夫ジャック・ブルックスバンクと共にポルトガルに居住しているベアトリス王女がアイビー・コテージを借りる必要があるのかも国民は疑問に感じるだろう。王女たちの家賃は国王が私的収入から支払っているので、イギリス国民の利益を横取りしたわけではないが、公務を行っていない王女たちへの特別待遇にイギリス国民が不満を持つのは当然だろう。

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エリザベス女王の溺愛が遠因か

チャールズ3世国王が姪たちの家賃を肩代わりしている理由は、故エリザベス女王がお気に入りの息子であるアンドルー元王子との間で取り決めた約束によるもの。実は公務を行わない王族は市場価格の60%程度の家賃を個人負担することが王室の方針なのだが、ベアトリス王女とユージェニー王女の家賃算定がかなり遡った過去の家賃に基づいていることも今回、明らかになった。元王子を溺愛していたエリザベス女王が残した負の遺産であることは間違いない。国王になって以来、王室の財政改革をおこなっているチャールズ3世は国民の怒りを配慮し、アンドルー元王子が転貸していたコテージの家賃収入の返還を求めるべきだろう。そして今後は姪たちにも家賃をきっちり請求した方がいい。

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王室の現代化とスリム化はどこへ向かう?

ヨーク家のプリンセスたちが恐るべきは、次期国王のウィリアム皇太子かもしれない。「サンデー・タイムズ」紙の記事によると、ウィリアム王子が国王となった際にはクラウン・エステートが所有する屋敷や土地について「これまでとは違う方法を取る」と周囲に語っているとのこと。それは住宅の転貸の禁止と公務を行わない王族に対しての家賃請求だという。従兄弟ピーター・フィリップ氏の結婚式でもヨーク姉妹とは距離を置いていたウィリアム王子が目標に掲げる「王室の現代化とスリム化」の最初のターゲットになるのは、ヨーク家と見られているのだから。

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