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「凄まじく面白い」「全人類観て」13年経ても“絶賛”続く【日曜劇場】『VIVANT』超えの“好発進”を飾った「別格」の完成度

  • 2026.8.17
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

映画やドラマの中には、公開や放送から時を経てもなお、語り継がれる作品があります。今回は、そんな"芸能史に功績を刻んだ名作"を5本セレクトしました。

本記事ではその第1弾として、異例の企画に挑み、のちに社会現象となるドラマと肩を並べるほどの好発進を記録した一作をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?』(TBS系)
  • 放送時期:2013年10月13日〜12月15日 
  • 出演:木村拓哉(沫嶋黎士/安堂ロイド 1人2役)ほか

2013年、ワームホール理論を研究する天才物理学者で、大学教授の沫嶋黎士(木村拓哉)が殺された。なぜ命を狙われたのかは分からない。しかも、残された婚約者で、大手IT会社の広報室長を務める安堂麻陽(柴咲コウ)も、理由が分からないまま命を狙われることに。

呆然とする麻陽の前に現れたのは、黎士とうりふたつの男・安堂ロイド(木村拓哉)。ロイドに与えられた唯一の使命は、麻陽を守り抜くこと。こうして、100年の時空を越えた戦いが始まるのだった――。

100年の時を越えるSFラブストーリー

ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?』は、TBS系「日曜劇場」で放送された全10話のオリジナル作品で、現代と100年先の未来が交差するSFラブストーリーです。

脚本は『SPEC』の西荻弓絵さんと泉澤陽子さんが担当。さらに、『新世紀エヴァンゲリオン』に携わった庵野秀明さん、鶴巻和哉さんらが、コンセプト・設定協力に名を連ねました。

本作の最大の見どころは、木村拓哉さんの一人二役です。身なりに無頓着で人と目を合わせるのが苦手な黎士と、型番「ARX II-13」のアンドロイド・ロイド。同じ顔を持ちながら、視線や立ち姿、声の温度がまるで違います。

さらに、麻陽の部下・星新造役の桐谷健太さん、刑事・葦母衣朔役の遠藤憲一さんをはじめ、本田翼さん、ジェシーさんら、豪華キャストが脇を固めました。

命令で人を守る機械に、愛は生まれるのか。人間の怒りや悲しみを理解できないはずのロイドが見せる小さな変化から目が離せません。

SNSでも、「凄まじく面白い」「全人類観て」「一気見した」「タイムスリップ系の傑作」「別格」といった声が寄せられ、今もなおその声は見受けられます。

100年という時を越え、ロイドの中に芽生えていく“愛”の行方を見届けたくなる一作です。

大ヒットドラマ『VIVANT』超えの好スタート

異色のSF設定で注目を集めた『安堂ロイド』は、視聴率でも鮮烈なスタートを切りました。15分拡大で放送された第1話は、大ヒットドラマ『VIVANT』の第1シーズン、2026年の第2シーズンどちらの初回も上回る好スタートを記録。

放送が終わったあとも、本作への評価は続きました。第79回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、最優秀作品賞・主演男優賞・助演女優賞・ドラマソング賞の4部門にノミネート。主演男優賞で木村拓哉さんが3位に入り、竹内まりやさんの『Your Eyes』もドラマソング賞で2位に選ばれました。

さらに、2013年度「第17回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の秋ドラマ選考では、作品賞・主演男優賞・助演男優賞・助演女優賞の4部門で1位

そのほか、近未来の戦闘やアンドロイドの動きを形にした映像表現は、「VFX-JAPANアワード2014」のテレビ番組部門・優秀賞に選ばれています。

そんなSF世界を支えたのが、俳優陣の熱演です。荒唐無稽になりかねない世界観に、キャスト陣が人間の温かさを吹き込み、作品にリアル感を与えました。壮大なSFに人間味を重ねたところに、本作ならではの魅力があります。

SFをリアルに変えた柴咲コウの演技力

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TASAKI創業70周年イベント 柴咲コウ(C)SANKEI

見どころの多い本作で、なかでも注目したいのが、安堂麻陽を演じた柴咲コウさんです。

柴咲さんのTBS連続ドラマ出演は、『オレンジデイズ』以来9年ぶり。木村拓哉さんとの共演も、『GOOD LUCK!!』以来およそ10年ぶりでした。 

麻陽は、IT企業の広報室長を務める聡明な女性です。柴咲さんは端正なたたずまいを崩すことなく、婚約者を失った女性の感情を、その奥底まで演じました。

とりわけ見事だったのが、亡き婚約者と同じ顔をしたアンドロイドが目の前に現れる場面です。ただ驚くだけではなく、戸惑い、混乱へと移り変わる麻陽の感情を、表情と体の動きで繊細に表現しました。

SNSでも「めちゃくちゃ可愛い」「ツンデレ感がよき」「圧巻の演技力に脱帽」「再放送して!」と、称賛の声が続出。

木村拓哉さんが体当たりで演じた一人二役と、柴咲コウさんが積み上げた感情の芝居。二人の名演は、放送から10年以上が経ったいまも、多くの人の心に刻まれています。


※記事は執筆時点の情報です

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