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【お菓子マニア厳選】焼き菓子なのに“じゅわっ”とレモン果汁を感じる!? 初夏に食べたい「さっぱり絶品スイーツ」3選

  • 2026.6.13

全国の絶品スイーツをセレクトしてお届けする本連載。じめじめした梅雨とともに暑さもやってくるこの時期は、甘いものを楽しみたい気持ちもありつつ、重たすぎるものよりも、酸味や果実感など爽やかさのあるお菓子がうれしい季節です。「美味しい」お菓子・スイーツをインスタグラムで発信している、おかしマニアの私・いとおかしが、レモンやブルーベリーなど、初夏にぴったりの素材を使った「さっぱり系スイーツ」3選をセレクト。自分で楽しむだけでなく、手みやげとしてもおすすめしたい絶品スイーツばかりです。

お菓子マニア・いとおかしがセレクト!「今おすすめのさっぱり系スイーツ3選」

①maison du miel(メゾン・デュ・ミエル)「 シトロンバターサンド」

夏になると、やっぱり食べたくなるレモンのおかし。なかでも名古屋の「maison du miel」が手がける「シトロンバターサンド」は、さっぱりとした後味と贈りものとしての華やかさを兼ね備えた一品です。お店の看板商品でもあるこちらは、北海道バターと瀬戸内レモンを使ったバターサンド。 バターサンドというと濃厚で少し重たい印象がありますが、これはレモンの爽やかさがしっかり効いていて、この季節にもすっと食べられる軽やかさがあります。

とくに印象的なのが、サンドの中心に入った自家製の瀬戸内レモンコンフィ。レモンの皮をていねいに刻み、時間をかけて仕込まれているため、果皮ならではのほろ苦さと香りがきちんと残っています。サクッとした生地、なめらかなクリーム、そしてレモンコンフィの爽やかなアクセント。 甘さの中に酸味と苦味が重なり、最後まで飽きずに楽しめます。冷蔵庫でしっかり冷やしていただくと、よりレモンの清涼感が引き立ち、暑い季節の手土産にもぴったり。夏の贈りものとして、喜ばれること間違いなしのおかしです。

②ケーキハウス ツマガリ 「ブルーベリーパイ」

神戸エリアで長く愛される「ケーキハウス ツマガリ」からは、季節限定のブルーベリーパイを紹介します。包みを開けた瞬間、思わず声が出そうになるほど、表面にはブルーベリーがたっぷり。こぼれ落ちそうなほどに実が並ぶ姿は、まさに初夏のごちそうです。

切り分けて食べてみると、上にのった完熟ブルーベリーの甘酸っぱさとみずみずしさが口いっぱいに広がります。その下には、焼き込まれてジャムのようにとろけたブルーベリーがあり、フレッシュな果実感と、火が入ることで生まれる濃い甘みの両方を味わえるのが魅力です。さらに、その果実の甘みが下のアーモンドクリームにじゅわっと染み込み、バターたっぷりのパイ生地と重なっています。サクッと香ばしく、果実のおかげで後味が重くなりすぎません。

届いてすぐは、ブルーベリーのフレッシュな甘酸っぱさを、そして少し時間を置くと、生地になじんでしっとりとした味わいと、時間の経過でおいしさが変わっていくのも、このパイの楽しいところ。外箱にはイタリア・フィレンツェの高級ステーショナリー「ロッシ社」のペーパーを使用し、上品で華やかな佇まいも素敵です。まさに、大切な人にも届けたくなる季節の逸品です。

③THE BISCUIT BARREL(ビスケットバレル)「レモン・スナップ」

イギリス出身のパティシエ、Peter Broadhurst(ピーター・ブロードハースト)さんが作る、本格英国菓子の店「THE BISCUIT BARREL」。中でもレモン好きにおすすめしたいのが「レモン・スナップ」です。 見た目はシンプルなビスケットですが、ひと口食べると驚くほどのレモンを感じます。焼き菓子なのに、噛むほどにじゅわっとレモンの香りと酸味が広がり、まるで果汁が染み込んでいるかのような不思議なみずみずしさがあります。

バターの香りと小麦の素朴な美味しさの後に感じるのは、レモンの爽やかさ。しっかりとした後味は強すぎず、午後の紅茶に合わせたくなるような英国菓子らしい一品です。軽やかな食感とレモンの後味もあって、気づけば一枚、また一枚と、どんどん食べたくなってしまいます。 Peterさんの 「お菓子を作ることは、たくさんの喜びにつながること」 という言葉通り、どこか懐かしくも新しい美味しさを感じ、初夏のティータイムに、涼やかな余韻を添えてくれるビスケットです。

「いとおかし」にとってお菓子の魅力とは?

「お菓子の魅力は、なんといっても作り手の情熱と愛情が詰まった一品であり、それを味わうことで日常の喧騒から解放され、『生きててよかった』と心から感じられる瞬間をもたらします。食べものは消費されることでそのかたちを失ってしまう『消えもの』であり、それゆえに儚さがあります。しかし、その儚さが私たちにとっては尊く、その一瞬一瞬を大切にしたいと思わせるのです。多くの人々が一日の中で感じるこの特別な瞬間をお菓子とともに共有できること。それこそがお菓子の真の魅力だと思っています」

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