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ねこって無敵! 冥界の番人ケルベロスや冥王のハデスも魅了するかわいさとは【書評】

  • 2026.6.12

【漫画】本編を読む

古今東西愛されている物語に、かわいくて、ふてぶてしくて、愛くるしいねこが登場することで、新たなステキ展開をお届けする『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)。

「オルフェウスとエウリュディケ」は、ギリシャ神話の1つである。

竪琴の名手オルフェウスは、美しいニンフのエウリュディケと結ばれるものの、彼女は毒蛇に噛まれ亡くなってしまう。

妻を取り戻すため、オルフェウスは冥界へ。得意な竪琴で冥界の番人ケルベロスや冥王のハデス、その妃ペルセポネーを感動させたことで、特別にエウリュディケを地上に戻すことを許可される。

ただし「地上に出るまで後ろを振り返ってはならない」という条件が。地上への道を進むオルフェウスは、出口を目前に不安になり、振り返ってしまう…というお話だ。

このオルフェウスがねこだったら? お察しの通り、試練などは特にない。冥界の住人たちを魅了した竪琴も必要ない。なぜならねこの存在自体がプライスレス。一声「にゃー」と鳴けば、冥界の住人たちも、道を阻もうなどとは決して思わないのである。

ねこのかわいさは無敵ということを思い知らされる本作。「とってもゆるくて、やっぱりゆるい」ねこ漫画をご堪能あれ。

文=雨野裾

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