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KOVE 450 ENDUROをもっと扱いやすく テクニクスが提案するローダウン仕様

  • 2026.6.11

中国発の本格エンデューロマシンとして注目を集めるKOVE 450 ENDURO。その高いポテンシャルを活かしながら、より多くのライダーが扱いやすくなるよう、テクニクスがローダウン仕様を開発した。足つき性の向上だけでなく、前後サスペンションのバランスも見直し、走破性と安心感を両立したパッケージに仕上げられている。

PHOTO/H.Inoue 井上 演、A.Kusudo 楠堂亜希

TEXT/H.Kishizawa 岸澤秀夫

取材協力:Technix

〒344-0122 埼玉県春日部市下柳43−1

TEL:048-795-4423

https://technix.jp/

問:KOVE-JAPAN

https://www.kove-japan.com/

足つきだけでなく前後バランスまで見直したローダウン仕様

KOVE 450 ENDUROは、クローズドコースでのエンデューロレースを想定した本格的なコンペティションモデルでありながら、ナンバー登録にも対応し、公道走行が可能な点も特徴だ。そんなKOVE 450 ENDUROに向けて、サスペンションプロショップ「テクニクス」がローダウン仕様を開発した。

今回の仕様は、KOVE-JAPANからの依頼を受けてスタートしたプロジェクトだ。完成車の状態でユーザーに提供できるローダウン仕様を用意したいという要望から開発が進められた。

「吊るしの状態の車両をベースに、お客さんに提供できるローダウン仕様を作りたいという依頼でした。なるべくコストを抑えながら、ベース仕様として成立するパッケージを作ることがテーマでした」

ローダウン量はストロークカットで30mm。ただしプリロード調整も含めることで、実際のシート高は公称値より約50mm低くなる仕様となっている。

さらに今回の開発では、車高を下げるだけでなく前後サスペンションのバランスも見直した。テクニクスが試乗した印象では、ノーマル状態はフロントが弱く、リアに対してバランスが取れていない傾向があったという。

そこでフロントまわりを中心に仕様を変更。スプリングレートを大幅に引き上げ、さらにリバウンド減衰も強化した。スプリング変更に合わせて減衰特性を調整することで、前後バランスを最適化している。

KOVE 450 ENDURO
KOVE 450 ENDURO

「フロントはバネレートをしっかり上げて、同時にリバウンド減衰も強化しています。その仕様に合わせて全体のバランスを作り込んでいます」

サスペンションの動きはしなやかさを重視しながらも、単に柔らかいだけではない。クローズドコースでもある程度のペースで走れることを想定した、実戦的なセッティングとなっている。

「吊るしの状態よりも走破性はかなり高くなっています。オプションとして納得してもらえる仕様になっていると思います」

450ccクラスのコンペティションモデルに近いベース車両に対し、扱いやすさと走破性を両立させた今回のローダウン仕様。KOVE 450 ENDUROのポテンシャルをさらに引き出すパッケージとして注目したい。

KOVE 450 ENDURO
リアは30mmのローダウン加工を施し、プリロード調整と合わせて実質約50mmのシート高ダウンを実現。フロント強化とのバランスを取りながら、安定したトラクションと扱いやすさを両立している
KOVE 450 ENDURO
ローダウンと同時にフロント周りを大幅に見直し。スプリングレートを引き上げ、リバウンド減衰も強化することで、ノーマルで感じられた前後バランスの不均衡を解消している
KOVE 450 ENDURO
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