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「おだんご」みたいなシマエナガの赤ちゃんを守る、意外ないきものとは?【写真3枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.6.9

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年6月1日〜6月5日ピックアップ分・前編)

シマエナガのヒナを守る「意外なもの」って?

Sitakke
撮影:tamaphoto1_23さん

この季節、シマエナガのヒナたちが続々と巣立ちを迎えています。
ヒナたちは、大人のような真っ白な顔ではなく、目のまわりが黒っぽくて、ちょっとパンダみたい。

さらに頭は大きめ、そして名前の由来にもなっている長いシッポはまだ発展途上。
巣立ったけれど、まだ「一生懸命、鳥になっている途中」みたいな感じです。

ヒナたちは、お父さんとお母さんが交代で運んでくるエサを待ちながら、枝の上に並びます。
この姿は「シマエナガだんご」と呼ばれています。
写真のように、みんなでぎゅうぎゅうに並んでいる様子は、本当におだんごそのものですねー。

寝ているときは良いのですが、目覚めると「キー!キー!キー!キー!」(たぶん、おなかすいた!と言っている)と大騒ぎ。

こんな大声で鳴いていたら、外敵に見つかってしまいそうですよね。

ところが自然はよくできています。
ちょうどこの頃、森ではエゾハルゼミたちが一斉に羽化し、大音量で大合唱を始めるのです。

そのおかげで、「キー!キー!キー!」の叫び声は、遠くまで聞こえることはありません。
エゾハルゼミたちは、毎年「シマエナガ保育園の防犯ベル係」を担当しているかのようです。

この2匹の行動には「ワケ」がある!

Sitakke
撮影:imogleeさん

大きな口を開けて、2匹のキタキツネが仲良く「ハート」を作ろうとしている(?)ようにも見えますが、どうやらそんな平和な話ではなさそうです。

写真家・井上浩輝さんの『北国からの手紙』という動物にまつわるエッセイに、こうあります。

「いざ戦うとなった場合、やり方は非常にシンプルです。キタキツネ同士がばったり出会うと、口の大きさ比べをはじめます。『くわーっ』と大きく口が開いたほうが勝ちなのです」と。(北海道の動物たちに関するとってもステキなエッセイで、超オススメです!)

つまりこの2匹、私たちには「仲良し」に見えても、本人たちは真剣勝負の真っ最中なのかもしれませんね。
それにしても、こんな迫力ある威嚇の瞬間がなぜこんなにも愛らしく見えてしまうのでしょう。

「モフ度」ナンバーワン?の…お得意ポーズ

Sitakke
撮影:joniko222さん

北海道の動物たちの中でも、エゾフクロウのヒナは、かなり上位に食い込む「モフ度」の持ち主です。
巣立ち後しばらくは、ふわふわの綿毛に包まれた、まるでぬいぐるみのような姿。

日中は、ほとんど目を閉じて眠っていますが、ときどき目を覚ますと、立ち上がって伸びをしたり翼を広げたりします。

そんな仕草の中でも、フクロウウォッチャーたちに人気なのがこのポーズ。
背中から翼を持ち上げる姿が、まるで天使の羽のように見えることから「エンジェルポーズ」と呼ばれています。

たしかに、こんな姿を見せられたら「かわいい」という言葉だけでは足りない気がしますね。

***

後編の記事では
・リスも木から落ちる!?
・1年後に出会った「奇跡的な姿」とは?
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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