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制球崩壊で迎えた6/20の"リミット"——千賀滉大をメッツが動かせない本当の理由

  • 2026.6.9

ニューヨーク・メッツの先発投手、千賀滉大のリハビリ登板が深刻な迷走を続けている。米メディア『SI.com』と『Rising Apple』がそれぞれ「メッツは“千賀滉大という実験”に終止符を打つべき時だ」と断言。6月20日というリハビリ期限が刻一刻と迫るなか、フロントは身動きが取れない状況に追い込まれている。

3試合で暴投4、死球3——マイナーで崩れた制球

千賀は腰椎の炎症で負傷者リスト入りした後、5月末から傘下3Aのシラキュースでリハビリ登板を重ねてきた。『SI.com』の記者ジェイソン・ペトルッチ氏によると、3度目の登板は5回を投げて被安打6、3失点。2四球に加え2死球・2暴投を記録し、91球を要した。3試合の通算成績は防御率5.25で、「今すぐメッツのローテーションに千賀を入れる絵が描けない」との見方を示した。

『Rising Apple』も「何かがひどく狂っている」と指摘。3Aの打者がカッター系のボールに対して期待打率.380(打球の質から算出する、何割の確率でヒットになるかの数値)を記録していることを示した。

43億円の残高と"本人同意"という二重の鎖

『SI.com』は、千賀の契約には2027年まで約2,800万ドル(約43億円)の契約が残っており、故障歴の長さゆえにトレードの買い手を見つけることは極めて難しいとの見方を示した。さらに、本人の同意なしにはマイナーリーグへの永続的な降格が不可能という契約条項も存在する。

また同メディアは、千賀が6月20日のリハビリ期限までに復調できなければ、メッツの球団フロントは事実上の放出を意味するDFA(指名解除)処分に踏み切る可能性があると示唆した。『Rising Apple』は、「千賀のクイーンズでの最後の投球を我々はすでに見たのかもしれない」との見方を示している。

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