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“アゴ高バンカー”でダフらないコツは?人気コーチが解説

  • 2026.6.8

練習もラウンドも”なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!

その"テーマ”と”閃き"を与えるワンポイントレッスンをお届け。次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!

【ドライバー】スライス防止

ボールが右に大きく曲がるスライスはスコアメイクの大敵。その原因は大半がカット軌道にあり、クラブを外から下ろしてくるため、ボールに右回転がかかってしまう。そこでまずは、カット軌道を修正しよう。

両手をボールから遠い位置に上げて直す!

カット軌道とは、クラブをアウトサイドからインサイドに振り下ろす軌道のことをいい、この軌道を直してインサイドからクラブを下ろせばスライスは防げます。インサイドから振り下ろすには、トップの位置を1度チェックしてみましょう。

頭の右上あたりに両手がある人は、クラブをアウトサイドから下ろすしかありません。両手はできるだけボールから離れたところにくるようにする。すると、クラブをインサイドから振り下ろせます。

トップはできるだけ両手がボールから離れたところにくる位置へ上げる(○)両手がボールに近いとクラブはアウト(外)から振り下ろしがちになる(×)

肩を回すストレッチが効果的

トップまで肩をしっかり回すことも大切。右手で左手首を持って肩をしっかり回すと、肩を深く入れるストレッチになる。左手をできるだけボールから遠い位置に上げよう

右手1本でクラブを持って右手をできるだけ遠さける

右手1本でクラブを持ってトップまで振り上げ、右手をできるだけボールから遠ざける。手を遠くへ離したときに右手がどこにくるのか、自分なりのポジションや感覚を身につけよう

【フェアウェイウッド】成功率を上げる

FWのミスといえば、ボールの頭を叩くチョロか、手前を打ってのダフリ。大西翔太コーチによれば「FWをうまく打つコツはヘッドの動きをいかに管理するか」だという。それを早速、試してみよう。

ソールで芝を擦れるかがキーポイント!

クラブ自体が長く、地面の上にあるボールを直接打つFWは、難易度の高いクラブです。うまく打つコツは、クラブヘッドの動きを管理して正しく動かすこと。ダウンスイングでヘッドが低い位置から下りてきて、フェース面がスクエアになった状態でインパクトを迎えたら、そのまま低い位置へと振り抜いていく。

これを実現するには、ソールが芝の上をザザッと滑るような連続素振りを行なうことです。10回連続でできれば、本番での成功率がグンと上がりますよ。

連続素振りはセルフチェックにもなる

“アゴ高バンカー”でダフらないコツは?人気コーチが解説
小さな振り幅でもいいので、とにかくソールで芝を擦る素振りや練習をしよう。ダウンスイングで擦る、フォローからトップまで振り戻したときも擦る、連続素振りで行なうのもオススメだ

連続素振りを行った際に、ソールが地面まで届かない人は上体の起き上がりが早い。ボールの手前をダフッてしまう人はダウンスイングで上体が目標方向に突っ込み気味になっている、と判断して直してみよう

打ち込む、高く上げるスイングはNG

芝を上手に擦れない、へッドを鋭角に入れすぎたり、打球を高く上げようとするスイングはNG

あえて3Wで素振りをする

FWのなかでももっとも長く、難しいクラブが3番ウッド。このクラブさえ打てれば、ほかのFWも必ず打てるので、連続素振りは3番ウッドで行なおう

【バンカー】アゴ高からの脱出

自分の身長よりもアゴが高いバンカーにつかまったら大ピンチ!ピンに寄せるのは難しくてもボールを高く上げて1発で脱出したいところ。そのための成功のコツとポイントを伝授しよう。

コツはフォローで左ヒジを引く!

アゴが高いバンカーになると、いつも以上の球の高さが必要になります。そんなときはアドレスの取り方に注意!

アゴが高いと目線が高くなって右足体重になりがちです。その結果、ボールをすくい打つ動きになってボールのかなり手前にヘッドが落ちてしまい、意図した球の高さが出なくなってしまう。

まずはボールを高く上げる意識を捨てて、左右均等の体重配分で構えましょう。

アドレスの体重配分は5:5の左右均等(○)。ポールを高く上げる意識があると、アドレスもインパクトも右足体重になりすぎて、すくい打つスイングになるためダフってしまう(×)

アウトサイド・インの軌道で打つ

ボールを高く打ち出せるようにスタンスとフェースを開く。手首のコックを使ってクラブを振り上げ、ダウンスイングはスタンスの向きに沿ったアウトサイド・インの軌道で振り抜く。

フォローでは左ヒジをうしろに引くのが1発脱出のコツで、クラブをアウトサイド・インで振りながら高い球が打てる

手首のコックは解かない

ダウンスイングからインパクトにかけては、手首のコックを解かない。スイング中に手首がゆるんでコックが解けてしまうと、ボールの手前を大きくダフるので要注意

【パッティング】転がりをよくする

パッティングが苦手な人は、ボールをきちんとヒットしていない。ヘッドを動かすことやフェースの向きを気にするよりも、まずはボールをしっかり打つことを心がけよう。

ヘッドを加速させて打つのが正解!

パターのグリップエンドをつまみ、振り子のように左右に動かしてみるとよくわかりますが、パターにはヘッドが振られる方向に進もうという力があります。

パッティングでもその力を利用すべき。ボールに対して自分でヘッドを合わせにいくのではなく、ヘッドが前に進む力を利用するとスムーズにストロークできるので、ボールの転がりがよくなりますよ。

パターのグリップエンドをつまんで振り子運動を行なってみる。

その際に起こる「ヘッドが前に進む力」を利用してストロークしよう。

ボールの真ん中に刺さったクギを打つ

パッティングのインパクトは、つねに同じロフト角でヒットすることが望ましい。これは、ボールのボールの真ん中に刺さっているクギを打つつもりでストロークしてみよう。ボールの真ヨコからヘッドを衝突させられるので、ロフト角どおりにボールをヒットできる

手を叩いたときに音が鳴るイメージで打つ

ヘッドを加速させながら打つイメージとして有効なのが、手を叩くドリル。パターを持たずに左手をインパクトの位置に置き、右手で左手をパチンと叩く。右手をゆっくり動かすと音は鳴らないが加速すると鳴る。短い距離の小さな振り幅でも同じ。このドリルでヘッドを加速させて打つイメージを養おう

いかがでしたか? たくさん練習して苦手克服しましょう。

レッスン=阿河徹
●あがとおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行なう。2012年独立後、男女ツアー・プロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。

レッスン=大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐプロコーチ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。わかりやすいゴルフ理論に定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格ももつ。

レッスン=大庭啓
●おおば・あきら/1969年生まれ。芹澤信雄が主宰する“チームセリザワ”の一員。2000年のプロテスト合格。2010年から藤田寛之のスイングサポートコーチを務め、賞金王のタイトル獲得に貢献。海外メジャーにも同行し、サポート。アマチュアへのレッスンも精力的に行なっている。

レッスン=森山錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤー以上のドライバーショットを放つ。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。Futako Golf Club主宰。

構成=山西英希、編集部
協力=井山ゴルフ練習場、Futako Golf Club、船橋カントリークラブ、富士平原ゴルフクラブ

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