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【水上恒司&福士蒼汰】役どころも理想のバディ像も正反対?映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』の撮影裏エピなどを明かす

  • 2026.6.6

累計動員4,000万人越え……!韓国で最も人気を誇るあの『犯罪都市』シリーズが、日本オリジナルストーリーでユニバース化。そんな話題作で主演を務める水上恒司さん&最強のヴィランを演じる福士蒼汰さんのインタビューをお届けしちゃいます♡ 役どころも理想のバディ像も正反対⁉ 撮影裏エピソードなどもたっぷり教えていただいたので、ぜひチェックしてみてください!

──今作は『犯罪都市』シリーズのユニバース作品ですが、本シリーズを継承するために意識したことはありますか?また、ユニバース作品ならではの魅力についても伺いたいです。水上恒司(以下、水上)「ストーリーの構成自体は、シリーズを継承しているのかなと思うのですが、芝居において(継承を)意識したことは特になかったです。強いて言うなら、本家のキャラクターたちが愛されているので、今回の『TOKYO BURST-犯罪都市-』でも愛されるキャラクターを目指していきたいと考えていました。僕が演じる相葉四郎は、日本ならではのヤンキー像・暴走族像を取り込みながら、役を作っていきました」福士蒼汰(以下、福士)「『犯罪都市』シリーズを観ているなかで、ヴィランというポジションの大切さをすごく感じました。今回オファーをいただいた時、まずはヴィランとしての説得力を持たせるために、体作りを行いました。どうして僕が演じる村田蓮司はこのポジションにいるのだろう?という背景を考えながら、その都市のヴィランとして生きることを意識しました」──改めて、水上さんが演じられるのは、破天荒な新人刑事・相葉四郎。一方で、福士さんが演じられたのは、最狂のヴィラン・村田蓮司です。それぞれ対照的な役どころですが、それぞれの役の魅力をどのように捉えていますか?水上「試写会などでこの作品を観た方が、あまりの変わりぶりに村田蓮司=福士蒼汰さんって分からないことがよくあるみたいで……」福士「そうだったらしいね。僕からすると、とても光栄です」水上「僕も福士さんに最初にお会いしたときに『デカくない!?』って、思わず声が出たくらいです。(僕も)今まで体作りをしたことあるからこそ、自分の最大の体のサイズを更新していくことが、めちゃくちゃ難しいと分かるんです。役者としてビジュアルを仕上げるのは当たり前のことだとは思うのですが、そんな当たり前の中に福士さんのすごさを僕はビシビシ感じていました。体作りにおいて、僕は福士さんに負けたなと思いましたね」──福士さんはいかがですか?福士「水上くんは周りから愛される人なので、そこが相葉にぴったりだと思いました。暴れ回りながらも、周りをまとめ上げる……というのが、なんだか想像がつきます。相葉っぽい人となりが現場でも垣間見えたので、はまり役だなと。先ほど水上くんが“愛されるキャラクターを目指したい”とおっしゃっていましたが、お芝居の中で自然に反映されているように感じました」

──今回、ユンホさんやオム・ギジュンさんといった、韓国人キャストの方々と共演されましたが、一緒に過ごす中での発見・刺激など……何かエピソードはありましたか?水上「僕がバディを組ませていただいたユンホさんは、柔らかくてとてもいい人でしたね。とにかく色々な話をして、刺激をいただきました。ユンホさんも別の取材の際に、“水上君にいろんなものをもらったよ”って言ってくださったのですが、僕だけがユンホさんからもらってるんじゃなくて、僕も返せていたのかなと思うと、光栄な気持ちです。人としてとても興味がわく方でした」福士「僕は、オムさんとのシーンが多かったのですが、拙い韓国語で、その時々の現場の状況を伝えながらコミュニケーションをとっていました。海外でお仕事をすることの難しさを理解できるからこそ、僕にできることを模索しながら、オムさんとの時間を過ごしました」──映画の内容に絡めて、お二人の理想のバディ像についても伺いたいです。どんな人を相棒にしたいと思いますか?水上「いろんな形のバディがあるかともいますが、僕が相棒にしたいのは、背中を助けられる人ですかね。お互いに背中を預け合うことができるかできないかって部分が、とても大きなことなんじゃないかなと思います」福士「僕の場合は、自分と同じ方向を見ている人がいいです。一緒に同じ方向に向かって頑張りたいと思いました」

──さて、印象的だった現場でのエピソードがあれば教えてください。水上「今までアクションの芝居であまり意識したことはなかったのですが、殴るまでの所作(腕を掴むなど)が、今回すごく苦労したなって。福士さんの体が大きすぎて、三角筋が全然掴めないんですよ!」福士「(笑)」水上「汗をかいた感じにするために、体にオイルも塗っていたので、余計に滑って掴めなくて……(笑)。福士さんに“掴んだってことにしていただけませんかね?”と相談しながら、撮影しました。アクションって一人ではできないので、福士さんの胸を借りながら、なんとかやり切ったのが印象的でしたね」福士「そんなこともありました。僕が印象的だったことは、何かな~」水上「僕が本当にヘッドバットしちゃった話とか……」福士「その話する?」水上「いいですよ」

福士「蓮司が相葉の背中を蹴るシーンで思った以上に体重が乗っかってしまい……。水上くんの背中に強く入ってしまいました。蹴られた後に(水上くんが)起き上がってくる予定が、なかなか起き上がってこなくて。僕は“すごく長めにリアクションしてくれている!”と思っていたのですが、本気で痛かったと聞いて……。あのときはごめんなさい」水上「いやいや!あれは僕が耐えないといけなかったので」福士「そんなハプニングもありつつ、次のシーンを撮影した時に、水上くんのヘッドバットがしっかりと入りまして……やっぱり恨みがあったんだろうなって(笑)」水上「その節は本当にすみませんでした」福士「いえいえ、こちらこそです」水上「でも違うんですよ(?)。あのヘッドバットについて、言い訳がありまして……。普段は相手の目を見ながらアクションに取り組むんですけど、(ヘッドバットは)最後のシーンということもあり、高ぶってしまったんです。それまで1回も相手に当てることなくやり続けてきたんですけど、最後の最後で、福士さんの顎に入れてしまいました。骨と骨が当たるときって、あんなにすごい音がするんですね」福士「本当にね。でも1対1だからよかったよね。僕もやったし、水上くんもやったし……痛み分けって感じで……(笑)」水上「いや、でも本当にすみませんでした」

──本当に怪我がないのが不思議なくらいの撮影だったかと思うんですけど、お互いにけがをしないための身のこなしなど、教え合ったりしたんでしょうか?福士「アクション練習はたくさん行いました。そこで本当に細かくすり合わせて、自分たちが動きやすいように調整していきました。体に落とし込めれば、無理な動きもなくなるので、ちゃんとコントロール下に置けるなと」水上「アクションの中にも芝居は入れていかないといけないとは言え、やっぱアクションはアクション。芝居のときみたいにアドリブを入れるのと同じじゃいけないなと思っていて」福士「そうだよね」水上「相手に当てないアクションも多い中で、知らない一手が出てくると相手はリアクションできないじゃないですか。リアクションできなかった=死んだアクションになってしまうので、事前にちゃんと話し合うことを大切にしました。役者はもちろん、アクション部や撮影隊も一緒になって共有していくってことを意識しました」──また、今作は旧アルタ前や、いわゆるトー横界隈といった新宿の定番スポットでの撮影も多かったかと思います。新宿の外ロケで“これはすごいな”と感じたこと・エピソードがあれば、教えてください。水上「旧アルタ前を封鎖するのは、日本映画史上初らしいですね。このような生きたロケーションを使わせていただけるって、やっぱり役者にとっては一番いいなと思います。相葉として生きるにあたって、(生きた現場から)拾えることがたくさんありました。あと、何より評価していただきたいのは、そこで撮影できるよう段取りを組んでくださった制作部の方々です。僕たちがのびのびとできるように、車止めも人止めもしてくださって。いくらナイターシフトとはいえ、旧アルタ前での撮影を成立させるって本当にすごかったと思います」福士「リアルなロケーションはもちろん、お金も本物を使いました。新宿の街で800万円をばらまくシーンがありますが、リアルなお金でやろうと思ったことがかなり挑戦的だと思いましたし、緊張感も生まれました。自分自身、札束を握りしめてばらまいた経験はありませんし、きっとこれからもないので、貴重な経験をさせていただきました」──あのお金も本物だったんですね!福士「スタッフさん、エキストラ皆さんのご協力もあり、お金はほぼ回収できたそうです」

──sweetにちなんで、ファッションにちなんだ質問も聞かせてください。この夏のコーデ計画を教えていただきたいです。福士「だいたいいつも濃い色を選んでしまうので、今年は薄い色のデニムに挑戦したいと思っています!」水上「僕は暑がりなので、夏はだいたい短パンと半袖一択なんです……。夏のコーデ計画ではないんですけど、秋口くらいに着れたらいいなっていうアウターを最近ゲットしたので、それを楽しみにしています!そのアウターは、もともと別作品でご一緒した先輩が着ていたものなのですが、本当に素敵で。どこで購入したか教えていただいて、手にすることができた一品です」

──最後に、映画の見どころ含め、sweet読者の皆さんに一言お願いします!水上「いま生きている中で、たくさんの理不尽があるかと思うんですけど、それをエンターテインメントとして世の中に提示できたのは、自分にとって初めてかもしれません。僕らが悪と思っている相手にも、いろんな立場があるとは思うのですが、あくまで僕ら側の立場から見て、“(理不尽に対して)こういう風にしたい!”みたいな要素が集まっている作品だと思うので、ぜひ観ていただきたいです」福士「この作品は、アクションシーン満載のエンターテインメント映画になっています。楽しくて面白い映画なので、ぜひ劇場でお楽しみください」──ありがとうございました!

●映画『TOKYO BURST -犯罪都市-』5月29日(金)公開
東アジアの魔都・新宿歌舞伎町。肩で風を切って歩くその男は、新宿中央署の新人刑事・相葉四郎。歌舞伎町生まれ、歌舞伎町育ちの相葉は、元暴走族総長で腕っぷしの強さと血の気の多さからいつも問題ばかり起こしていた。ある日、国際手配中の凶悪な犯罪集団を追って、韓国警察庁の刑事チェ・シウが来日する。初日から相容れず一触即発になってしまう2人だったが、手配犯が歌舞伎町に潜伏しているとの情報があり、即席のバディを組んで共同捜査を開始する。対立しながらも捜査を進める中、ある集団強盗事件をきっかけに武闘派ヤクザと歌舞伎町最大のホストグループが大抗争に発展。さらにそこに犯罪集団も参戦し、戦場と化した新宿が、混沌の闇に包まれていく。そして、その裏には国家権力も関わる巨大な陰謀が渦巻いていた——。出演:水上恒司、ユンホ(東方神起)、渋川清彦、青柳 翔、ヒコロヒー、長谷川 慎、井内悠陽、木下暖日、とにかく明るい安村、霧島れいか、後藤剛範、上田竜也、菅原大吉、ソンハク、パク・ジファン、鶴見辰吾、ピエール瀧、オム・ギジュン、福士蒼汰/監督:内田英治/脚本:三嶋龍朗、内田英治/音楽:小林洋平©2026 「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ●PROFILE
水上恒司/KOSHI MIZUKAMI
1999年5月12日生まれ、福岡県出身。2018年、ドラマ「中学聖日記」(TBS)で鮮烈なデビューを飾り一躍注目を集める。2021年には映画『望み』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『弥生、三月-君を愛した30年-』の3作品で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、ドラマ「MIU404」(20)、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21)や連続テレビ小説「ブギウギ」(23)、映画『OUT』(23)、『八犬伝』(24)、『火喰鳥を、喰う』(25)、ドラマ「シナントロープ」(25)など、話題作へ途切れることなく出演。2024年には『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど、若手実力派として確固たる地位を築いている。福士蒼汰/SOTA FUKUSHI
1993年5月30日生まれ、東京都出身。2011年、ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」(11)の主演に抜擢。その後、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で国民的な人気を博す。近年の主な出演作に、『湖の女たち』(24)、『楓』(25)、「東京P.D. 警視庁広報2係」(26)など。Netflix Korea「恋の通訳、できますか?」にてトリプル主演を務め、秋以降に公開予定の台湾映画「花臉猫:修羅道」ではW主演を務めるなど、グローバル活動の場を広げている。

photo : TOSHIYUKI TANAKA

styling(KOSHI MIZUKAMI) : SYOHEI FUJINAGA

styling(SOTA FUKUSHI) : TOSHIHIRO OKU

hair & make-up(KOSHI MIZUKAMI) : Chie(H.M.C)

hair & make-up(SOTA FUKUSHI) : KOICHI TAKAHASHI (Nestation)

text & edit : SUI KUROKAWA

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