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「ちょっと遅れて行くね」食事会に遅れてきたママ友。だが、ママ友が参加者に500円ずつ集金した理由とは

  • 2026.6.6
「ちょっと遅れて行くね」食事会に遅れてきたママ友。だが、ママ友が参加者に500円ずつ集金した理由とは

朝から仕込んだ唐揚げ

幼稚園の頃から続くママ友5人で、たまに持ち寄りの食事会を開いていた。

ルールは1人1〜2品。私はその日、朝6時から唐揚げを揚げ、彩りにポテトサラダも用意した。

買い物と仕込みで合わせて3時間以上。それでも久しぶりに会える日は楽しみで、紙皿や取り箸まで自分で持参した。

正午、集まった家のリビングはきれいに盛り付けたお皿で埋まっていた。

煮物、サンドイッチ、唐揚げ、フルーツ盛り。

ところが、メンバーの1人だけ姿が見えない。聞けば「午前中に別の用事があるから、ちょっと遅れて行くね」と連絡があったらしい。

手ぶらで現れた彼女の一言

食事会が始まって40分ほど経った頃、玄関のチャイムが鳴った。

遅れて来た彼女は、片手にバッグだけ。

料理も飲み物も、何も持っていない。挨拶もそこそこに席に着くと、皆の皿から少しずつ取り分けて食べ始めた。

それ自体は誰も気にしていなかったし、私も「忙しいなら仕方ないよね」と思っていた。

違和感が走ったのは、彼女が食べ終わってバッグから財布を取り出した瞬間だった。

「飲み物代1人500円ね」

言いながら彼女は、当然のように一人ずつ500円玉を集めて回った。

来る途中にコンビニで買ったらしい2リットルのお茶とジュースが、テーブルの隅に置かれている。

料理を1品も持参していない人が、ペットボトル2本の代金を全員から徴収していた。

誰も何も言わなかった集金

もっと驚いたのは、ほかのママ友3人が何の疑問も挟まずに500円玉を渡したことだった。

「はーい」「ありがとー」と笑いながら、当たり前のように支払っている。私だけ、500円玉を握ったまま固まっていた。

朝から揚げた唐揚げの油の匂いが、まだ手についている。買い物代と仕込みの時間を考えれば、私は明らかに500円どころでは済んでいない。

それでも彼女は、何時間もかけて作った料理と、コンビニで買ったお茶を、同じ「持ち寄り」として扱っていた。むしろ集金していた分、彼女のほうが取り分が大きい計算になる。

集めた現金をしまうと、彼女は「次の用事あるから先に出るね」と立ち上がり、堂々と帰っていった。

残された4人は、何事もなかったように世間話を再開した。私はその輪の中で、ひと言も発せないまま絶句していた。

帰り道、夫にこの話をすると「それ普通におかしいよね?」と即答された。次の食事会の連絡が来ても、私は理由をつけて断り続け、半年後には自然と外された。あの集金の瞬間に決めていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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