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お祝いはネットで完結?!「ありえない」と決めつけた私が、嫁から教わった【令和の思いやり】

  • 2026.6.4

お祝いの形は、時代とともに少しずつ変化していきます。何を贈るか、どうやってお祝いの気持ちを伝えるか。そこには贈り主のこだわりや、価値観が色濃く反映されるものです。今回は、筆者の知人の体験談をお届けします。

画像: ftnews.jp
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親戚への出産祝い

先日、姪に第一子が誕生したときのことです。

私はすぐに新札を祝儀袋に包んで用意しました。
そして、同居する息子の妻、A子さんにも「親戚なんだから、あなたたち夫婦からもちゃんとお祝いをしておいてね」と手配を任せたのです。

私の頭の中では、出産祝いといえば現金。
品物にするのなら、上質な服やおくるみのセット。

当然、A子さんもきちんとしたものを選ぶだろうと思い込んでいたので、それ以上詳しい指示はしませんでした。

耳を疑った、まさかの「ギフト」

しかし数日後、何を選んだかA子さんに尋ねて愕然としました。

なんとA子さんは、メールで送るタイプのデジタルギフトをすでに贈ったと言うのです。

思わず「えっ?!」と声が出ました。
親戚への出産祝いをメール1本で済ませるなんて、あまりに味気なく失礼ではありませんか。

「出産祝いをメールでなんて。恥をかかせないで」と私は憤慨し、姪に失礼だったのではと焦り、慌ててお詫びの電話を入れたのですが……。

姪から返ってきた意外な言葉

ところが、電話の向こうの姪は弾んだ声で「A子さんからのお祝い、本当に助かった!」と言うのです。

聞けば、産後でなかなか外出ができない中、スマホで即座に日用品を買えるギフト券は何より嬉しいものだったそう。

さらに姪が感動していたのは、ギフトカードに添えられたA子さんからのメッセージでした。

「内祝いはいりません。その分、今はどうかゆっくり休んでください。本当におめでとうございます」

産後の大変さを分かっているからこその言葉に、姪は「救われたし、嬉しかったなぁ」と深く感謝していました。

相手の心に寄り添う優しさ

それを聞き、自分の古い価値観が恥ずかしくなりました。

私はずっと、「ちゃんとした形で贈ること」ばかり考えていたのかもしれません。
形にこだわるのがマナーだと思っていましたが、今の時代には今の「優しさ」があるのですね。

「こうあるべき」と決めつける前に、相手にとって本当に助かる形を考えなければいけないんだな……と考えさせられた出来事でした。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年4月】

※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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