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「この家の嫁なら、男の子を産め!」義母に不妊治療を強要され、絶望。その日の夜、思わぬ急展開が!

  • 2026.5.11

世代による価値観の違いは多いものですが、相手を認めない一方的な価値観の押しつけはトラブルを招きます。筆者の友人・A世も義母との価値観の違いに悩み続け、あることをきっかけに結婚の難しさを思い知ったそうです。

画像: 「この家の嫁なら、男の子を産め!」義母に不妊治療を強要され、絶望。その日の夜、思わぬ急展開が!

同居

私は30代で結婚しました。
当初は都内で夫と暮らしていたのですが、夫の勤務先が倒産したことで生活が一変。
地方にある夫の実家で義両親と同居することになりました。

夫は一人息子。
義母は古い考えの人で「長男の嫁は男の子を産みなさい」と言い続けるような人でした。
同居が始まると、義母は全ての家事を私に押しつけ、食事のメニュー・掃除の仕方・洗濯物の干し方まで口うるさく指図してきました。

不妊治療

私たち夫婦は結婚して5年たっても子どもを授かることができませんでした。
夫とは「子どもがいなくても2人で楽しもう」と話し合っていたのですが、義母は違いました。
ある日、食事の片づけをしていた私に義母が封筒を渡し「不妊治療の良い先生がいるらしいから、行きなさい」と高圧的に言われたのです。

当時は保険適用の制度も整い始めていましたが、心身への負担や自分たちのライフプランを優先したいと考えていた私は「自然の成り行きに任せようって話し合ったんです」と言いました。
すると義母は「嫁の立場をわきまえなさい! この家の嫁は男の子を産まなきゃいけないのよ!」と私を怒鳴りつけたのです。

決意

その日の夜、私は夫に不妊治療のことを相談しました。
夫は「無理に子どもを産まなければいけないわけじゃない」と言ってくれたのですが、義母はなかなか引き下がらず「もう行ったの?」「早くしないと」と私を急かし続けました。

夫から何度も話をしてもらったにもかかわらず「男の子を産まなくちゃいけない」と言い続ける義母に限界を感じた私。
意を決して夫に「もう一緒に住むのは無理だ」と伝えたのです。

夫は義父にも相談。
義父は世襲制にはこだわりのない人で「お前たちの生活を第一に考えればいい」と言ってくれました。
私は夫とともに義実家を出ることを決意。
義母は猛烈に怒りましたが、義父が「いい加減にしろ!」と一喝してくれて、義実家を出ることができたのです。

価値観

考えてみれば、義母も長男の嫁です。
義母なりに家を守ることを大切にしてきたのかもしれませんが、自分の思う通りにならない私のことをイビリ続けるのは筋が違うと思います。
夫や義父に理解してもらえたことは幸いでしたが、結婚の大変さや価値観の違いを思い知らされた出来事でした。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業し、教員免許を取得。OLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの『ちょっと訳あり』な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地・職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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