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「あんな人と姉弟とか縁切りなよ!」同い年で意気投合した弟の彼女。だが、帰りの車で罵り続けた裏の顔とは

  • 2026.6.5

同い年の彼女と意気投合

3つ離れた弟から、付き合っている女性を紹介されたのは去年の春先のことだった。

待ち合わせのカフェに現れた彼女は、私と同い年の40代。

柔らかい話し方と、こちらの言葉に必ず頷いてくれる聞き上手な姿勢に、すぐに警戒が解けた。年齢が同じというだけで、勝手に味方ができたような気がしていた。

「同い年なんですね、嬉しい」

そう言って笑う彼女に、私もつい饒舌になった。

共通の話題は思いのほか多く、流行り物の話や子育てを終えた世代特有の悩みまで、自然と口が回った。

弟が「気が合うと思ったんだよね」と横で頷いていた。

3人でショッピングモールに足を伸ばし、彼女が「服を選んでほしい」と袖を引いた。

「お姉さんが選んだものなら間違いないと思って」

派手な好みでもないだろうと、無難な襟付きシャツを手渡した。

「これ、どう?」

「かわいい!こんなの欲しかった。お姉さんセンスいいね」

試着室から出てきた彼女は鏡の前で何度もくるりと回り、満面の笑みを浮かべた。

レジに並ぶ間も、買ったばかりの紙袋を大事そうに抱えていた。弟が満足げに笑っていたのを覚えている。家に帰ってから、いい子だね、と母にも電話で報告したくらいだった。

帰りの車で言われていた本性

ところがその数週間後、弟が突然「別れた」と私の家に来た。

理由を聞くと、弟は険しい顔で口を開いた。

あの日の帰り道、車の中で彼女がずっと私の悪口を吐き続けていたのだという。発進してハンドルを切った瞬間に、声色がまるで別人に変わったらしい。

「何、あの見た目。めちゃくちゃ地味じゃない?同い年とは思えないよ」

「服のセンスも最悪。あんなのにお金使うとか、もったいない」

運転席で黙って聞いていた弟が信号待ちで顔を向けると、彼女はさらに語気を強めたらしい。

膝の上には、ついさっき私が選んだ紙袋がそのまま乗っていたという。家まであと数分の交差点で、ついに彼女は言い切った。

「あんな人と姉弟とか縁切りなよ!」

その一言で、弟は終わりを決めた。

次に会った日、彼は別れ話を切り出し、紙袋は黙って助手席に置かれて返ってきた。

値札もそのまま、シャツも畳まれていなかったらしい。

私の前ではあれだけ褒めてくれた服を、車に乗った瞬間に最悪と切り捨てる。

同じ口で「お姉さんセンスいいね」と笑った人が、たった数分後には別人になる。

あの柔らかい笑顔の裏側で何を考えていたのか、想像するだけで背筋が冷えた。人間不信になりそうな夜が、しばらく続いて眠れなかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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