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「ヨーグルト知らない?」泊まりに来た義母。だが、冷蔵庫を開けて気づいた違和感とは

  • 2026.6.4
「ヨーグルト知らない?」泊まりに来た義母。だが、冷蔵庫を開けて気づいた違和感とは

新婚マンションの冷蔵庫を開けた、その朝のこと

結婚して間もない頃、私たちのマンションに義母が泊まりに来ていた、翌朝のことでした。

事の発端は、冷蔵庫です。

朝、扉を開けた私は、思わず、隣にいた妻に小さく声をかけました。

「あれ?楽しみにしていたヨーグルトがない?」

昨日まで、確かに3パック並べていたヨーグルトが、ひとつ残らず消えていたのです。

賞味期限は、まだ2日先まで残っていました。

朝食用にと、前の週末にわざわざ買い置きしておいたものです。

「ヨーグルト知らない?」

もう一度、妻にそう確認しました。

その瞬間です。

隣の部屋から、義母の弾むような声が、はっきりと飛んできました。

「賞味期限が近かったから食べといたよ!」

私は、冷蔵庫の前で、しばらく手を止めたままになりました。

3パックは、私と妻と、翌日用に、と買っておいたものです。

義母が来ると分かっていたら、数を増やしていたはず。

まさか自分で一気に3つ完食する人とは、思いませんでした。

3パック完食の理由と、嫁の前で飲み込んだ言葉

義母は、隣の部屋で、けろりとした顔で笑っているようでした。

3パックも、ひとりで完食したことになります。

賞味期限が近かった、というのは、義母の中での後付けの理屈です。

実際は、まだ2日も先まで残っていました。

(自分で買ったものでもないのに)

(嫁の家の冷蔵庫を、勝手に空っぽにする神経)

胸の中で、いろいろな言葉が浮かんでは消えていきます。

けれど、結婚して、まだ日が浅い時期のことでした。

妻の母に、私から「なぜ3パックも食べたんですか」と詰め寄ることは、どうしてもできなかったのです。

妻は、私の横で、申し訳なさそうな顔で立っていました。

「ごめんね、うちのお母さん…」

小さな声で、そう言ったきり、妻もそれ以上、義母には何も言えませんでした。

2人とも、しばらくその場で立ち尽くしたまま、お互いの顔を見合わせます。

結婚前から、義母にはどこか、距離感の独特な人だなと感じる場面はありました。

初めて妻の実家を訪ねたときも、出した手土産のお菓子を、義母がその場ですべて開けて、ひとりで食べ進めるような人だったのです。

当時は、そういう陽気な性格の人なのだろうと、自分に言い聞かせて納得していました。

「美味しかった〜」

義母の声は、隣の部屋から、なお機嫌よく響いてきました。

こちらが何を感じているかなど、おそらく、考えてもいないのでしょう。

新婚生活の朝に、これは違うんじゃないかと、はっきり感じた瞬間でした。

飲み込んだ言葉が、長く長く、胸の奥に残った朝でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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