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才色兼備な未来の女王、ベルギーのエリザベート王女がハーバード大学を卒業

  • 2026.6.3
Photonews / Getty Images

ベルギーのエリザベート王女が、ハーバード大学ケネディ・スクール(公共政策大学院)での2年間の課程を正式に修了し、公共政策の修士号を取得しました。王女はこれに先立つ2024年、オックスフォード大学のリンカーン・カレッジを卒業し、歴史学と政治学の学士号も取得しています。

卒業を記念して公開されたのは、キャンパスで過ごした日々の貴重な未公開カット。これらの写真はベルギー王室の公式SNSアカウントで公開されています。写真の中のエリザベート王女は、南カリフォルニア発のファッションブランド、リフォーメーションの白いセットアップに、イザベル マランのサドルバッグを合わせたシックな装い。キャンパス内の書店やケネディ・スクールの図書館を訪れたり、ケンブリッジの街並みを散策したりする姿が写し出されています。

王女の両親であるフィリップ国王とマティルド王妃も、卒業式のためにボストンへ。王女に同行し、火曜日にはケネディ・スクールのジェレミー・M・ワインスタイン学部長と面会しました。翌水曜日には、ハーバードの伝統行事であるクラス・デイが開催され、キャンパス内で仲睦まじいロイヤルファミリーの姿がキャッチされています。この日、王女はマージュの赤と白のパターン柄が目を引くシルクドレスを着用。公式な卒業式の前日に開催されるクラス・デイは、学生が主導する式典で、各大学院がそれぞれユニークな催しを行います。

木曜日の卒業式に臨むエリザベート王女 BENOIT DOPPAGNE / Getty Images

エリザベート王女が、このアイビーリーグの名門校に入学したのは2024年の秋のこと。しかし、昨年(2025年)の夏には、ハーバード大学とトランプ政権との間で続いていた対立のあおりを受け、留学生活が危うく中断を余儀なくされるところでした。当時、連邦政府がハーバードの留学生に対するビザ発給制限を発表したため、一時はリモート授業への切り替えも噂されましたが、先行きは不透明な状態に。ベルギーのニュースサイト<Het Laatste Nieuws>の7月の報道によると、フィリップ国王夫妻は娘への特別扱いを望まず、王女自身も「他の外国人留学生たちと連帯を示したい」との意向を持っていたといいます。

その後、ハーバード大学がホワイトハウスを相手取って提訴したことで、連邦判事がこの禁止措置を差し止めに。留学生ビザは更新され、学生たちは無事に秋学期の初日に対面授業へと復帰することができました。エリザベート王女も他のベルギー人留学生とともに、8月までにビザを取得したと報じられています。

クラス・デイの式典後、マティルド王妃とエリザベート王女の写真を撮るフィリップ国王 Photonews / Getty Images
クラス・デイで他の卒業生たちと歓談するベルギー王室メンバー Photonews / Getty Images

実は、ハーバード大学で学んだロイヤルはエリザベート王女だけではありません。王女のいとこにあたるヨアキム王子(国王の妹にあたるアストリッド王女の息子)は2021年にハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。デンマークのフレデリック国王も、1992〜93年に「フレデリック・アンリクセン」という偽名を使って1年間留学していました。そして、特筆すべきは日本の皇后雅子さま。1985年にハーバード大学経済学部を、優等位で卒業しています。

ちなみに、エリザベート王女の父であるフィリップ国王は西海岸を選び、1985年にスタンフォード大学で政治学の修士号を取得しています。

名実ともに才色兼備なロイヤルとしてのキャリアを築くエリザベート王女。ベルギー王位の第一継承者としてこれからどのような歩みを進めていくのか、世界中から熱い視線が注がれています。

From: Town & Country US
Translation: Tomoko Takahashi

※この翻訳は抄訳です。
※この記事は2026年6月3日時点の内容です。

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