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「うわぁぁん!」初めて味わう『敗北の感情』に、幼い息子が大号泣! → 親として気づかされたこと

  • 2026.6.3

これは筆者自身の体験です。普段から自分が中心で進んでいた5歳の息子のR。初めての「負け」を経験したとき、私は息子の反応を通じて、成長するためには悔しさを知ることも大切だと気づかされました。あの日のボードゲームでの出来事が、私たち親子にとって大切な学びの時間となった瞬間でした。

画像: 「うわぁぁん!」初めて味わう『敗北の感情』に、幼い息子が大号泣! → 親として気づかされたこと

うちの息子、初めての負け

最近、一人っ子のうちの息子のRが初めて「負け」を経験しました。普段から自分が中心で、自分のペースで物事が進むことが多いR。おもちゃも、遊びも、いつも自分が主導権を握っているのが当たり前の環境で育ってきました。そんなRが最近ハマっていたのが、サイコロを振って考えながら進むボードゲーム。その日は「今日はママと勝負だよ!」とやる気満々で、序盤からどんどん進んでいき、得意げに「ほら! また進んだ!」と笑っていました。

勝ちを確信していたけど……

しかし、ゲームも終盤に差し掛かると、私が連続で良い目を出して逆転してしまいました。気づけばゴール! その瞬間、Rの手がピタッと止まり「え? なんで?」と固まったかと思うと、次の瞬間にはボードをバンッと叩いて大号泣。「ずっと勝ってたのに!」と泣きながら声を張り上げ、サイコロを投げてしまいました。最初は「ゲームだから仕方ないよ」と言おうと思ったのですが、その泣き方があまりにも本気で、どうしてもワガママとは思えませんでした。

悔しさを知った瞬間

しばらくして、落ち着いたRに「さっきどう思ったの?」と聞くと「絶対勝てると思ってたのに、最後に負けたのがイヤだった」と涙目で話してくれました。それを聞いて、私は気づきました。一人っ子のRは、普段から自分が一番で育ってきたからこそ、この「負けること」を経験したことがなかったのだと。悔しさをどう受け止めていいのか、初めての感情だったのです。

そこで「悔しかったね。でも、負けることで次どうしたらいいか考えられるんだよ」と伝えると、Rは少し黙って考えたあと、「じゃあ次はもっと考えてやる!」と力強く言いました。あの泣き顔から一転して、前を向いた表情に変わったのが印象的でした。

成長したR

その後、「もう一回やろう!」と自分から言い出したR。次のゲームでは、負けても「悔しいけど楽しいね」と少し笑顔で言えるようになりました。あの大号泣があったからこそ、Rは一歩成長したと感じました。一人っ子として「負ける」経験が少なかったRにとって、悔しさを知ることが、成長への大切な一歩だったんだと思います。

子どもの成長には、無理に「勝ち」を求めることなく、あえて「負け」を経験させることが大事だと改めて感じた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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