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隣人「チッ、うるせえな」ベランダで吸い殻を投げ入れた喫煙男→隠しカメラの証拠で1ヶ月後に退去させた朝

  • 2026.6.3

入居1ヶ月で続いた異変

新築の賃貸マンションに引っ越して、最初の1ヶ月のことだ。ベランダに洗濯物を干そうとすると、見覚えのない吸い殻や灰がいくつも落ちていた。最初は風に飛ばされたゴミだと思った。けれど毎日続くので、夫と一緒に観察してみることにしたんです。早朝に掃いてもその日のうちにまた灰が落ち、白いシーツに黒い点がつくこともあった。

正体は隣の30代男性だった。仕切り板のすぐ向こうで、頻繁にタバコを吸っている気配がある。フィルターの種類も毎回同じ。煙の流れも、明らかにこちら側へ向いている。規約ではベランダ喫煙は禁止だ。入居時に渡された冊子にもはっきり書いてあった。管理会社に相談すると、全戸宛てに注意のチラシが配られた。私の名前は出ないように配慮してくれたはずだった。

その日の深夜、ベランダ越しに低い声が落ちてきた。

「チッ、うるせえな」

続けて、壁をドン、ドン、と叩きつける音が響いた。誰が連絡したのか察したのだろう。報復のつもりらしかった。夜が明けるまで、私は布団の中で体を硬くしていた。夫が「絶対に泣き寝入りはしない」と低い声で呟いたのを覚えている。

隠しカメラに映った素顔

このままでは泣き寝入りになる。夫が小さな防犯カメラを買ってきて、ベランダの室内側にそっと向けた。サッシの内側、外からは死角になる位置だ。録画ボタンを押した数日後、決定的な映像が撮れた。仕切り板の隙間からこちらに向かって白い煙を吹き付け、火のついた吸い殻をぽいと放り込んでくる男の姿。何度も、嬉しそうに繰り返していた。鼻歌まで聞こえた。

夫と一緒に映像を確認した瞬間、背筋がぞっとした。同時に、これで終わらせられると確信した。一週間分のデータをUSBにまとめ、文書で時系列も整理した。日付ごとに「煙を吹き付け」「吸い殻投入」「壁ドン」と項目をつけて、表にして添付した。

翌朝、データを管理会社とオーナーに提出した。証拠映像を見たオーナーは絶句し、その日のうちに隣室へ厳重注意と退去勧告を出してくれた。「これは完全にアウトです」と何度も繰り返していた。隣の壁を叩く音は、その夜からぴたりと止まった。

1ヶ月後、隣の部屋から引っ越し業者の音が響いた。男は私と目も合わせず、無言でトラックに荷物を積んでいった。新しい入居者は静かなご夫婦で、ベランダは穏やかな洗濯日和を取り戻している。風に乗って届くのは、お向かいのコーヒーの香りだけになった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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