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新入社員の「架空契約」が発覚。取引先との契約も解約の危機に…事情を聞くとまさかの言い訳

  • 2026.6.1
30代男性が20代の後輩社員をオフィスで指導している
出典:イチオシ | 良かれと思った指導が、新人を追い詰めているかもしれません。 ※Google Geminiにて作成


プロフィール

  • 当時の年代:30代
  • 性別:男性
  • 当時お住まいの都道府県:愛知県
  • 当時の職業:営業職

【わたしのイチオシ対策】「自分視点」を捨てる! 相手の悩みに合わせた新人教育

自身やご家族が体験した新入社員とのトラブルについてアンケートで募集し、【わたしのイチオシ対策】として紹介します。今回は、毎日の原因追及ミーティングがプレッシャーとなり、新入社員が架空契約を行ってしまったという体験談をお届けします。


Q1. トラブルが発生した場所を教えてください

A. 事務所内です。


Q2. トラブルになった相手を教えてください

A. 新入社員(20代前半・男性)です。


Q3. どのようなトラブルに巻き込まれましたか?

A. 実際には契約していないのに契約したことにし(架空契約)、それがクライアントに知られ、業務委託契約が解約されそうになったトラブルです。最悪の場合、会社としての信用を完全に失い、大きな損害を被る可能性のある事態でした。



Q4. トラブルになったきっかけを教えてください

A. 彼の業績が上がらなかったので、営業活動終了後、事務所で原因追究と対策をとるためのミーティングを日々繰り返していました。おそらくそれが本人のストレスとプレッシャーになっていたことがきっかけです。


Q5. トラブルになった際、相手から何か言われましたか?

A. トラブルが発覚し、事実確認をした際は「知らない」と言われました。しかし契約書を再チェックし、実際にお客様宅へ向かい事実確認をしたところ、架空契約が明確になりました。再度話をすると「申し訳ございません」と認め、謝罪がありました。


ただ、その後に言われたのは「上司や先輩の指導に問題があった」と周りのせいにし、自分がとった行動を肯定するような物言いでした。


Q6. トラブルの内容を詳細に教えてください

A. 当時、5人程度で営業活動を行っており、営業活動中は成約がとれたら随時グループメールに報告するようにしていました。


最初はその新入社員はなかなか報告が上がって来ませんでした。もちろん新入社員なので最初から業績があがるとは上司も先輩も誰も思っておらず、逆にメンタルケアも含め気遣う言葉をかけたり、営業終わりにみんなでご飯に行ったりして話を聞いたりしていました。


とはいえ仕事として日々トライアンドエラーなので、なぜ契約がとれなかったか原因追究をし、次にどうするかの対策を講じる必要はあったので、営業終了後にいっしょに行っていたのですが、なかなか改善されませんでした。こちらが悪気なかったり怒ったりしていたわけではなくても、本人にとっては、その日々が苦痛だったのだと思います。


Q7. どのように解決しましたか?

A. クライアントへ上司が事実確認の報告と対策案を準備し、謝罪をしました。


当事者本人に対しては、悪いことをしていることは自覚していたにもかかわらずその行動をとってしまったのには理由があると思い、その原因・根本から改善する必要があると考えました。


上司と当事者、教育していた自分含めた社員で、本心を聞くまでしっかり話をしました。その後は本人にストレスがかからないよう、本人の希望に合わせて教育方針を変えました。


Q8. トラブルを経験して、後悔していることや「もっとこうすれば良かった」と思うことはありますか?

A. 業績が上がらない経験は自分もあり、当時は自分がされて嫌だったこと、嬉しかったことを基準に、新入社員の教育にその経験を活かしていました。ただそれはあくまでも「自分視点」の話であり、相手はそれでは解決しない悩みを抱えていることを知りました。


自分視点の教育や話ではなく、しっかりと相手と向き合い、相手の悩みに合わせた対応をすべきだったと後悔しました。



■編集部解説

架空契約という重大なコンプライアンス違反に対し、クライアントへの謝罪と事実確認を徹底した点が重要です。また、当事者をただ責めるのではなく、なぜその行動に至ったのかという「根本的な原因」に向き合い、本人のストレスを軽減するよう教育方針を柔軟に変更した対応は高く評価できます。


Q9. 同じような被害を防ぐために、他の人へ伝えたいことがあれば教えてください。

A. 自分の時代とは違い、精神論や根性論では立ち行かなくなったり、逆に加害者になるような時代になっていると感じています。


もし、同世代(40代)で新入社員の教育に悩んでいる方がいましたら、その悩みは「自分視点で考えていないか」を振り返ってみてください。今の時代の新入社員は、自分たちの時代の新入社員とは全く違うことを理解し、しっかり話を聞き、相手を知ることから始めてみてください。問題解決がすぐにされなくても、きっとそれが本人の一番の支えになり、ゆくゆくは問題解決につながっていくと思います。


■編集部まとめ

日々の原因追及ミーティングが新人のプレッシャーとなり、架空契約のトラブルに発展しました。解決策として上司や先輩を交えて本音で話し合い、本人の希望に合わせた教育方針へ切り替えることで解決を図りました。「自分視点」の指導を捨て、現代の若手のメンタルに寄り添う教育の重要性を教えてくれる事例です。




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